ドルフィンも逝く。

• 「最後通牒・こぼれ話」――司書房刊の成年向け漫画誌「コミックドルフィン」が３月号で休刊

　http://d.hatena.ne.jp/oroshi/20070124#p2

誌面での告知はされていませんが、複数の掲載作家の日記等によると1/22に発売した３月号での休刊が決まった模様。美少女系のエロ漫画誌の中ではかなり老舗だったんですが…。

• だらだら日記

　http://diary5.cgiboy.com/3/sashitigaidan/#23

もうあちこちで情報が入るようになったので書きますね。

ＲＡＹＭＯＮが大変お世話になってる雑誌「コミックドルフィン」が休刊となってしまいました。

現在発売されている2007年3月号が最終号になりますのでエロ本屋さんに行って記念に買っておいてください。自分も載ってます。突然の事だったのですが、偶然にも最後に載れてよかったです。ドルフィン編集部の皆様ならびに応援してくれた読者の皆様ありがとうございました。
でも廃刊じゃなくて休刊なんで、その内、またお会いできると思います。そのときまで、しばしお待ちください。

　最近、過去のエロマンガ作品の復刊をやたら出して出版点数稼ぎをしていたり、同人原稿の単行本化に乗り出したり、問題のドルフィンで数号前からRIKIを表紙に起用してたり、前触れ的ものはアリアリだったわけだけど。まぁ、ここ8年くらいか？ 買っていなかった人間が言うのもなんだけど正直、寂しいね……。うめつゆきのりっていつ頃まで表紙やってたっけ。高塚さのりの「それさえもおそらくは平穏な日々」は、どっかで続きやんないかな。92年に掲載が始まって、エロマンガ誌掲載の4コマでは過去最長の連載になったはず。連載回数オンリーならペンギンクラブ（→事実上現コミックシグマ）の「きっず・とれいん」が勝つか？ モロ男のリッチは……、残念なのは残念。おそらく、新雑誌があるなら2作品とも続くでしょう。と、祈る。ペンギンCのように仕切り直すのが正解なんだろう。くどうひさしとかけんたろうとか、今は作家の個性で辛うじてもってて、雑誌としてのパワーは見る影なかったし。
　歴代作家の懐かしい話は世棄犬の感想のエントリを再利用。……あ、LAZYCLUBあげてなかったよ。落ち度。
　去年の秋に休刊したレモンクラブを加えると、ここ半年くらいで、古参のエロマンガ誌が一気に動いた感じ。平綴じ系で残った古参は、パピポ、ばんがいち、くらいか。パピポは何で息を繋いでられるんだろう。D.P.とかヤスイリオスケとか達者な人がいるのはいるけど。ばんがいちはシールついてからほとんど読んでない。掲載作品を確認すると、ライトなエロという路線はそのまま変わらず貫いてるようで。プロ野球コラムがまだ続いてて驚いた。

ドルフィン 2007年 03月号 [雑誌]