きな臭い。

わいせつ漫画販売でイラストレーター逮捕




松山西署は23日、わいせつ図画頒布の疑いで、松山市御幸、イラストレーター宮下昌也容疑者(39)を逮捕した。


調べでは、宮下容疑者は2005年4月から昨年10月、性行為を露骨に描写した漫画本計約1万1000冊を、岡山市の印刷会社を通じ、東京や神奈川などの書店で販売した疑い。


「同人誌でキャラクターものの漫画を書いたが売れず、わいせつ漫画を書くようになった」と容疑を認めているという。


7作品を1冊1350〜1600円で売っていた。印刷会社の倉庫に残っていた6600冊を押収した。


「SHIYAMI」のペンネームでわいせつな漫画をインターネット上で販売しているのを見つけ、捜査していた。

http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070823-245889.html

松山西署は23日、わいせつな漫画を委託販売したとして、わいせつ図画頒布の疑いで、松山市御幸1丁目、イラストレーター宮下昌也容疑者(39)を逮捕した。


調べでは、宮下容疑者は、わいせつな漫画本5作品合わせて1万1145冊を岡山県の印刷会社で印刷させた上、2005年4月から07年10月にかけ、東京都などの図書販売会社5社に頒布し、さらにわいせつな漫画本2作品6600冊を同社に保管させて所持した疑い。


今年5月、インターネットでわいせつな漫画が販売されていることを知り、捜査していた。

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20070823/news20070823031.html(ニュース動画あり)

わいせつ図画頒布で逮捕




松山市イラストレーターの男が自分で描いたわいせつな漫画を委託販売するなどしたとしてわいせつ図画頒布の疑いで逮捕されました。


警察では6600冊の漫画本を押収しました。


逮捕されたのは松山市御幸1丁目のイラストレーター宮下昌也容疑者(39歳)です。


警察の調べによりますと宮下容疑者は自分で描いたわいせつな漫画を岡山県の印刷会社で1万7千冊余りを印刷させおととし4月頃から去年10月ころまでの間に東京や神奈川などの書店に委託販売するなどした疑いが持たれています。


警察では宮下容疑者が2003年春頃からわいせつな漫画を描いてこれまでに2万冊余りを印刷しおよそ1500万円の利益を得たとみていて、今後関係者についても追及することにしています。


RNBオンラインNEWS


http://ncs2.rnb.co.jp/news/detail.php?recid=12597553

http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1187858507/(ニュース動画あり)
  • ポイント
    • 摘発対象の頒布期間は2005年4月〜2006年10月。今年7/5の日本同人誌印刷業組合による修正基準の強化、成人マークと奥付記載の要請の発表以前。*1
      • 岡山市の印刷会社」→日本同人誌印刷業組合に加盟していたのか、それとも非加盟の会社なのか組合員リストにある岡山の会社はブロス(アイシン印刷)の1社のみ。ニュース動画で、株式会社ブロスの社名が入った同人梱包用ダンボールが2度、映されている。組合員と非組合員とで修正基準の差はどれほどあるのか。
        • 「印刷会社の倉庫に残っていた6600冊を押収」→日頃からわざわざスペースを貸与するほど親密な関係だったのか。それとも印刷したばかりの本がたまたま押収されたのか。
    • 本を委託販売していた「東京や神奈川などの書店」「東京都などの図書販売会社5社」はどこなのか。同人誌専門店の修正チェック体制は当時、どの程度だったのか。
  • 時系列


松文館事件の端緒は、平沢勝栄の口利きだった。今回、口火を切らせたのは誰だ?





*1:あるいは、うみねこで言うチェス盤の向きを入れ替えると、警察が修正の甘い同人摘発に向けて動いている情報を掴んだ同人印刷業界が、事前策として自主規制の強化を打ち出した可能性もあるか。確かに、「逮捕に先立ち」「印刷会社に対する家宅捜索が行われていると考えるのが自然」だ。家宅捜索を受けたと思われる印刷会社のブロスは組合員だった。

*2:つまり、マンがのわいせつ性に明確な線引きなどなくお上の裁量でわいせつであるか否かを決めてよいという、最終的なゴーサインが与えられた。よって、判例が出来たことでわいせつ摘発に動きやすくなった。