国策捜査。

で、小沢は記者カイケンして、「代表は、辞任しない」と明言したのか。最大のポイントは、まず、今度のカイケンで言ったことを覆す事実が、もし、今後、出てきた場合、それは、支持者も党も庇い切れんだろうなあ。例えば、その「小沢の名代」を名乗って、エラソウにしとるっていう第1公設秘書が、何か、具体的な公共工事で、西松からの要請を受けて、岩手ケンに口利きしたとか、そういう「新たな事実」がウソでなく、「真実」として、出てきた場合は、もうアカンな。そうなると、「形式ハン」でのうて、「実行ハン」のレベルなんで、罪状の「重み」が、全然、違う。
(中略)
具体的には、06年3月に入札のあった、建設ショウの東北地方整備キョク発注の「胆沢ダム」(岩手県奥州市)で、洪水時に水を溜めて下流に流すシセツの部分の工事(100億円、後で、90億円に減額補正)で、有利になるように取り計らってもろうたっていうことのようだが、コレに、もし、その小沢の第1公設ヒショが、「本当に、口利きに関与しておった」ということになると、ハナシは全く、変わってくる。

http://toshiaki.exblog.jp/8024121/

特捜部のその後の調べで、陸山会側が西松建設側に政治献金を要求していたことがわかった。陸山会側が献金を要求する際には、西松建設側に請求書を出し、西松建設側は請求書に基づいてOBが代表を務める政治団体に政治献金を指示していたという。
大久保容疑者は容疑を否認しているが、特捜部は実際には西松建設からの献金だと認識していたとみて調べを進めている。

http://www.ntv.co.jp/news/130396.html

今回の突然の東京地検の動きは明らかに政治的な思惑によるものだ。総選挙に敗北必至である自民党は検察を動かし国策捜査を行なった、そう受けとめられても仕方がない。
しかしそれを民主党がそれをみずから陰謀だと騒ぎたて、小沢党首をかばってはいけない。そうすれば自滅だ。敵の思う壺だ。
民主党はこの事件を逆手にとって、党首を一新して自公政権の政策の行き詰まりを引き続き責めるべきだ。麻生自公政権ではもはや国民生活を救う事は出来ない。
(中略)
たとえ小沢一郎の秘書が不正をしていたところで小沢一郎が責任を取って代表を辞め、西松建設疑惑の徹底解明に全面協力をすればいいだけの話だ。自民党政治家を巻き込んで一蓮托生の腹をくくればいいだけの話だ。

http://www.amakiblog.com/archives/2009/03/03/#001365

西松建設OBがつくった政治団体からの献金は与党議員らにも行われている。
そのため、企業献金を禁じた政治資金規正法違反の適用を小沢のみに行うのは無理筋だ。
形式だけを論じれば、献金を受けていた全ての議員/秘書を容疑者として逮捕せざるをえなくなる。
が、そこに口利きがあれば、“グレー”を“真っ黒”にできる。
捜査が行われない議員/秘書は“グレー”のまま放置される。
“グレー”を“真っ黒”にするための捜査を行うかどうかは、官邸の意向を汲んだ検察が恣意的に判断する。
それが国策捜査だ。
検察は第一秘書に何としても“自白”をさせようとするだろう。
“自白”がメディアにのるまでの間に、民主党は、小沢を軸に続けるのか別のトップを掲げるのかを決める必要がある。
“自白”が出ないという前提なら小沢体制の継続、“自白”が早晩出てしまうという前提なら新たな党首、だ。


民主党小沢一郎代表が4日、自らの資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件について違法性を全面否定したことを受け、同党執行部は「説明責任を果たした」(鳩山由紀夫幹事長)として、小沢氏の代表続投を支持していく方針を確認した。
(中略)
これに対し政府・与党は、小沢氏が検察を批判したことについて「政権交代を標ぼうする野党第1党の代表として、国民に説明が付く言葉だろうか」(河村建夫官房長官)などと一斉に反発。一方、共産党志位和夫委員長は記者会見で、小沢氏は説明責任を尽くしていないとして、状況次第で同氏の国会招致を求めていく考えを示した。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009030401020