のべバー。




T中貴金属G座店で、100グラムあたり税込み3,475円×200グラム+手数料5,250円=計700,250円。現金払い。
店頭備え付けの注文モニターで入力して、白手袋の店員から現物を受け取るまで、約5分。
デジタル量りで確認した正確な重量は200.083グラム。



過去5年の月次価格の最高値は、去年7月の3,339円。
これを、136円更新する、過去5年の最高値で購入したことになる。
ここから利益を生むには、売却時の手数料(購入時と同じ5,250円)もおりこんだ上で、100グラムあたり税込み買取価格が3,527.5円を上回ってもらわないとならない(買取価格は小売価格より約70円ほど安いので、小売価格を基準にするなら約3,597円を上回ってもらう必要がある)。




金価格が上昇傾向にあるのは確か。昨日の値下げは、現金が必要になった投資家の売りなどが理由で、突発的な値下げ。

国内の金価格が26日、26年2か月ぶりの高値を付けた。同日の東京工業品取引所で、取引の中心となる金先物価格(2010年10月渡し)は一時、前日比11円高の1グラム=3370円まで上昇した。ニューヨークの金先物市場が史上最高値を更新し続けているためだ。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091126-OYT1T00410.htm

金や原油の国際価格が27日、急落した。アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国の政府系持ち株会社の資金繰り懸念から世界の株式相場が大幅安となったことが背景。投資家のリスク許容度が縮小するとの見方などから利益確定の売りが広がった。今後については原油は需要減退観測から弱気の見方が出る一方、金は価格の底堅さを指摘する声もある。

http://www.nikkei.co.jp/news/kakaku/20091127d1j2701f27.html


背景にあるのは、ドル安。

Q 金価格が上昇しているのは?
A 一番の理由は、ドルが主要通貨に対して下落傾向となっていることだ。投資家は株や債券などのドル建て資産の目減りを防ぐために、代替投資先として金を購入する動きを強めている。金融危機をきっかけに株や債券などへの信頼が薄れ、価格が下落することがあっても価値がゼロになることはない「実物資産」の金が見直されていることも背景にある。
Q そのほかの要因は。
A 金はドル建てで取引されるため他の通貨からみて割安感が強まっており、資金が向かいやすくなっている。また近年、金上場投資信託ETF)などの新たな金融商品が生まれたため金への投資が容易となり、年金基金やファンドなどの投資マネーが金市場に流れ込んで上昇を加速させている。
Q 日本での金価格の動向は。
A 金先物取引を行っている東京工業品取引所で今月九日に一グラム=三二一〇円(二〇一〇年十月物)の年初来高値を記録。個人向けに金地金を販売している田中貴金属工業でも十日に一グラム=三三八四円の年初来高値をつけた。
Q 個人投資家の金への関心は。
A 個人が金に投資する方法としては、金地金の購入や、毎月一定の金額を積み立てて少量ずつ金を購入する「純金積み立て」などの方法がある。田中貴金属工業では、今年一〜九月の投資用金地金の販売量が前年同期比で12%増加。また、三菱マテリアルの純金積み立てへの新規加入が今年四〜九月は23%増えており、長期的な資産運用として金を利用する個人投資家が増えている。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2009111202000067.html


ドル安を受けた金価格上昇は、これをさらに上昇させるファクターとして、鉱山生産量の減少、リサイクル市場の金製品売却が今後の高値を見越して手控えられる傾向、各国中央銀行による金保有量の増加方針などを抱える。一方で、世界不況にともなう工業用の金需要低下は価格上昇を抑制する可能性があるが、今のところは需要意欲の高い中国が牽引役を果たしている。

ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)がこのほど発表した2009年第3・四半期の金需給報告で、全体需要は前年同期比34%減の800・3トン、供給は同5%減の833トンとなった。需要面では、宝飾需要、産業用需要、投資需要のいずれも前年実績を下回った。供給面では、価格の上昇場面にもかかわらず第2・四半期比でリサイクルが減少しており、市場の先高期待感を裏付ける内容となった。
需要の内訳を見ると、宝飾需要は前年同期比30%減の473・5トン。9月には指標価格を発信するニューヨーク商品取引所(COMEX)の金価格が一時トロイオンス当たり1000ドル超で推移するなど、総じて価格が強含んだことが影響を与えたとみられる。産業用需要は同11%減の99・6トンだった。
投資需要は前年同期比46%減の227・2トン。ETFが同72%減の41・4トンと増加ペースが緩やかになっているなか、金地金や金貨など小口の現物投資需要も前年実績を下回っている。
供給サイドでは、鉱山生産量は前年同期比6%増の670トンとなったが、生産者のディヘッジ(ヘッジ外し)が105トン出ており、鉱山供給量は同3%減の565トンとなった。9月にはカナダの産金大手バリック・ゴールド社がヘッジ解消を発表しており、こうした鉱山会社の動きを裏付た形。
公的機関の金売却はマイナス15トンと、第2・四半期に続き買い越しとなった。各国中央銀行金保有量の増加の方向性を鮮明にしており、鉱山会社のヘッジ外しとともに、金需給の内部要因面が改善されている。
金リサイクルは前年同期比31%増の283トンとなったが、前期(314トン)比では約30トンの減少。金価格が高騰するなかでリサイクルが減っていることは、実需筋の先高期待感に伴う売り渋りを示唆しているとみられる。「高値圏で上昇を続けている現在の相場を追認した」(マーケット・ストラテジィ・インスティチュートの亀井幸一郎代表)格好で、間接的に相場の強材料といえるだろう。
国・地域別では、インドが前年同期比49%減の137・6トンと半減。中国は同12%増の120・2トンと引き続き堅調な需要を示している。インドは第1・四半期の需要が17・7トンと低迷しただけに、通年ベースで中国が新たに最大の需要国となる可能性が高まっている。

http://www.shohintokuho.com/gyokai_2009-11-24_2.html


ただ、元手70万円程度では、利益を得られる資産運用とは言いがたい。金はあくまで「守りの資産」だ。

金の国際価格が上昇している。「マネー&マーケット」読者に金関連商品への投資スタンスを聞いたところ「関心はあるが、どちらかというと消極的」との回答が33.8%を占め最も多かった。価格上昇で注目度は高まっているものの、投資対象としてはそれほど魅力的とはみられていないようだ。
すでに投資しており「上積みする方向」という積極派は6.8%。「時期をみて投資に踏み切る」「関心があり、検討したい」という前向きな層はそれぞれ7.7%と8.8%だった。
金への投資は配当や利回りが期待できず、資産運用としては脇役の「守りの資産」といえる。まだ個人投資家には馴染みがないのか「関心は(あまり)ない」との回答も31.8%あった。 

http://markets.nikkei.co.jp/features/11.aspx?id=MMMAy1000025112009

大きな値上がりがなくともよいので、大きな値下がりをせずに、長期保有できればいい。