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猪木 シン 蝶野

    • タイガージェットシンからスピアーを贈呈される猪木、とそれを見守る蝶野。2度目のIGF主催イベントということで、他のプロレス団体との客層の違いというのがよく分かってきた。80年代の金曜夜8時代は見てた、もしくは、テレビのバラエティでビンタ張ってる猪木は見たことある。そういったミッシングリンクを抱えた客層。でなければ、イマドキ、藤波のドラゴンスクリューであれだけの歓声が沸くか。うつぶせ、とびはねを交えた基本ロープワークにおおおと唸るものか。ただ、健介に対する大きな声援は、北斗嫁による認知効果なのかどうか、イマイチ測りかねるところがあったので、1/3〜1/4くらいは所謂プオタ層かもしれない。テレビの北斗嫁経由でしか健介を知らないファンが大半なら、パワースラムであれだけの歓声は集まらないだろう。

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    • (1)NOAH勢vsIGF勢。エリック・ハマーとヨネの絡みをもった観たかったけれど。
    • (2)カシンが肩をあげず3カウント入った……ってレフェリー、2でカウントやめちゃった!の直後の絵。カリートといっしょに会場中がえええぇ。カリートのもちぐされ。
    • (3)アレクの相手は、入場時から薄気味悪い笑みともなんともつかない表情を浮かべた、しょぼんとしたおっさんファイター。ゴングと同時にいきなりボクシングスタイルを取る。1分ほどして、離れ際に放った右ストレート(掌底?)一発でアレクが沈む。MAGICALぽかーん。キャラ性はピカイチなので、またどっかで試合を観たいな、このおっさん。
    • (4)9年振りに登場の紅白仮面。なぜか会場中に大人気。藤波と初代タイガーさえ食った。つか、中身は誰よ?、結局。なんかストーカー市川っぽいと思った。
    • (5)澤田の対NOAHストーリーはこれで終着か。圧倒的な力量の差をみせつけた潮崎。でも……、やっぱりその腹は……、飲みの締めにラーメンとかはもう止めたほうが……、そのうちディーノと見分けがつかなくなりそう。
    • (6)ラシュリーはきっちり仕事。健介もきっちり仕事。自分の後ろの席で見てた、30年前は熱心なファンでしたという感じのおじいさんが、おそらく初めて観た中嶋勝彦のことを「いい根性してる」と褒めていたのが印象に残った。