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  • K田のI福K属K業で、先週からの下げが止まって、そろそろ本格反発かなというタイミングと踏んで、GOLDに追投。200g×4,286\+チャージ5,250\=86万2,450\。T中は、7月に500g未満のチャージを1万\アップという貧乏人お断り政策を発動させてしまったので、同チャージのT力とどっちにしようか検討してI福に。身分証いらないのでカメイで買えるし(200万以下に限る)。もっと実弾に余裕をもって、住友あたりに電話1本でセキュリティ郵送させてみたい。まーまだ下げる可能性は多分にあるっちゃあるんだけど、10年単位で保持する分には、まあいいかなと。

    • 太陽光や風力に代表される再生可能エネルギーをビジネスベースで軌道に乗せて化石燃料に代わるエネルギーの主流にしようと取り組む各国のキーマンを、ドイツ、北欧、スペイン、マリ、バングラデシュ、ブラジル、USAで追ったドキュメンタリー。ものすごいたくさんの小口スポンサーから計150万ユーロを出資してもらって、ちょうど1年前に完成、上映、テレビ放映され、ドイツ本国でかなり話題になったそう。
    • まーなんだってそうなんだけど、やっぱり、経済インセンティブを用意してあげるのが、一番の近道。再生可能エネルギーの普及だってそう。というか、それしかないという感じ。原発の危なさを訴えるのはそれはそれでやってかなくちゃならないんだけど、それよりも効果的なのは、「原発よりも、化石燃料よりも、再生可能エネルギーのほうが儲かりまっせ?!」だ。それも、大手・大資本の出資に限定させず、小口の出資を幅広く集められる仕組みにして、分散型の再生可能エネルギー供給体制にしなくちゃならない。そこが出来れば、原発の優位性は勝手にゆらいでいく。
    • 福一爆発後、あっというまにドイツが脱原発路線を決定できたのは、地方選で脱原発志向の候補者・政党が次々当選したり、大規模デモが起きたり、ということも大きかったけれど、そもそもの下地として、再生可能エネルギーの定額買取義務法が成立していたことが、やっぱり大きかったという(上映後の質疑コーナーでの監督の話)。再生可能エネルギーを定額買取してくれるってことは、つまり、ほぼ100%、儲かるということ。ソーラーパネルなんかへの先行投資、必ず損せず償却できるということ。ってことで、銀行の融資もほぼ100%OKが出る。福一みたいにバーンといけば巨額のデフォルトリスクがあるニュークリア事業より、よほど魅力に溢れる。札びらで頬を叩かれて原発を受け入れた市町村だって、原発よりもっとカネになって、しかも一切の権利を市町村で保持していい事業=再生可能エネルギーがあったからこそ、脱原発派候補者を次々当選させて転向できた。日本の原発立地自治体には、そういった次なる収益源が用意されていない。じゃあ、原発推進派ばかりが再選されるのもどおり。再生可能エネルギーに経済インセンティブを発生させるための背景づくりが必要、ということになる。
    • で、その背景づくりのためには、どうしても旗振り役が不可欠になる。ドイツでは、このドキュメンタリーで司会役を務めた故ヘルマン・シェーアというドイツ社会民主党議員にしてヨーロッパ太陽エネルギー協会会長という太陽のようなリーダーが存在した。日本にはそんなリーダー候補がいるか? ……河野太郎くらいか? お遍路を再開した菅か? 内閣官房原子力事故再発防止顧問会議委員の一人に就任した飯田哲也か? これから数年のうちに、そういうリーダー候補が表れやすくなるような下地づくりをはじめなきゃならない。
    • ドイツでは、電力の80%を原発でまかなってるフランスからの電力購入を制限する法案(改正法案?)が出来ようとしているみたい。ドイツは、原発産電力をよそから買ってるから本当の脱原発じゃない、という揶揄は通じなくなるかも。
    • 日本は、ソーラーパネル畑をつくれるほどの土地はないので、面積あたりの出力が大きい地熱とか、海洋温度差発電とか、波力とか潮力とかにもっと力を入れたほうがいいよなあ。
    • ドイツ人の監督が、日本のことをヤーパン、ヤーパン連呼するので、いよいよ東京をエクソダスしたくなった。