コミティア104

今回の成果。

  • 去年のティア100を振り返ってみると(http://d.hatena.ne.jp/bullet/20120505#p1)、雨続きだったところ、その日だけぽっかりと晴れ間がのぞいた。1年経った今日は100を上回る快晴。東京湾べりのビッグサイトにしては風も強くなく。100に続いて2回目の3ホール開催ということで、何千人にもなる一般参加者はやはり東駐車場のアスファルトへ誘導、待機。今日のような日和じゃなければ長くはいたくないよね(コミケはしょうがないので我慢してるけれど)。10:45頃到着。陽に焼かれるまでもなく、ほどなく入場。
    • あ、去年は「ペーパーラリー」やってたんだなぁ……普段は足を向けないようなサークルにも立ち寄るいいきっかけになったので、また何かにかこつけた記念でやってくれないかしら。
  • 新刊を逃したのは《大作戦》《てっちゃんハト》《ウサギの穴》など。《オタクビーム》は列を見て早々に諦めたので、逃す以前の問題。完売告知の横に置かれた見本を《ウサギの穴》で熟読。このフルカラーイラスト本を逃したのは痛い。
  • スケブをお願いしたサークルの人に、お礼がてら、先日単行本2巻分で終了した商業連載の件をいろいろ話そうとすると、「アレはアシスタントをやっていたんであって別人です」。……そうかぁ、うんそうですね、じゃあ面白かったので応援していますとご本人お伝えくださいと別れた。
  • ひらめきはつめちゃん」の人のサークルは《バランスGAMA》、百合キス本は《高層地学部》でした。SONYのデジカメ「DSC-U10」は当時、確かに画期的なコンパクトさとデザインで、自分もすぐさま飛びついた。百合キス本はA3・1枚を100円という破格の値付け。
    • あと、関谷せんせーのサークル名がまた変わっていた。《不可不可》。コミックJuicyは4ヶ月に一度、というか不定期に近いので、同人で追いかける必要性が俄然、高いのに、この変更率は。
  • 《友情出演》で、半年前にコピー誌で出された製作途中の話に、3ページだけ追加されたものが。この調子で、再来年くらいに完成版を読めるとうれしい。
  • ミラジャン(ミラクルジャンプの略)に移籍の《ENGwork》は今回、壁配置。「ZELBESTY」8巻のため並んでいると、予想外に長くなりそうだったのか、スタッフの手で列を作り直すことになり、片手上げ行進を久々にさせられた。行進はいいんだけど、10人もいない人数での行進はちょっと恥ずかしいもの。
  • 今日、最大のシークレットだった《VM500》は、結局、最期まで誰もブースに訪れず机の上に椅子とチラシが置かれたままだったので、シークレットのまま。オフィシャルのリスト(http://www.comitia.co.jp/history/104list.html)には、正真正銘あの《VM500》にリンクが張られているので《VM500》で間違いなかったんだろうけど、もし本当に来てたらすごいもみちゃくちゃ状態が生まれた可能性もあったんじゃなかろうか。壁でもお誕生日席でも島の外周でもない、島の中央部だったし。
    • イラスト島で1箇所、外周に移動させられてたサークルを見かけたので、そういった手当てはあるにしても。
  • 《WindyWing》での色紙orスケッチブック抽選は外れ。はずれを確認した横で、1枚限りの色紙が当たった人がうれしそうに交換しており、うらやまし。
  • 部活動は「格闘技部」(http://kakutougibu.dou-jin.com/)をひとさらい。いつも寄ってる《にこらてすら》《おしゃれ団ひとり》《松本興業》《広く。》などで新刊、グッズ。《毎週月曜新聞》という初めてのサークルで、メキシコのルチャ団体CMLLの人気レスラーのイラスト集。レスラー一人一人を異なるイラストレーターやマンガ家にイラスト化してもらっており、手間と発想に感心。稲見独楽がU・ゲレーロを描いてた。サークルの女性の方と1月の新日×CMLL後楽園大会の話などでひとしきり盛りあがる。
  • 企画・展示関連は今回ほぼスルー。でも、ながやす巧の原画展はじっくり見ておきかったもしれないと少し後悔。もし、「沙流羅」の原画も飾られたりしてたなら大後悔ものかもしれない。
  • 《スタジオキノボ》でもけお新刊。やっぱりカワイイ。
  • 《キャー》と《信吉茶屋》の合同誌になぜか関智一が1ページ寄稿していた。
  • 《亀屋玄武堂》で「蛇足氏を探して」の新刊を入手。以前に買ったのが4年も前なので(サークル参加していなかったわけではなく自分の足が向いていなかった)、未読の、という意味での。まぁ奥付は今年3月だったので新刊と言って差し支えない。4年も間があると、また違った感触……面白かった、やっぱり。自分の中では「11匹の猫」とか「なんじゃもんじゃ博士」と同じファイルに綴じられている。
  • 《Passelcrow》の中の人がフォワードで「こなみっくす!」という連載を始めていた。知らなかった。フォワードって定期的に創作同人系の人が入れ替わり立ち代り連載を持っているような気がする。ティア好きの編集がいるんだろうか。
  • きららつながり。《新都社釣り部》にたまに描いてる、ふでばこ、という人が、無印きららの「女子大生生活様式」の人とイコールで結ばれた。
    • あと新刊系だと《秋田モルグ》の久々のとか《ひとりレギオン》の独占欲の副産物シリーズのサイドストーリーとか《うみのねこ》の地球の裏側と糸電話でつながるコピー誌とか《山田養蜂場》の賎業系ジョブクラスイラスト本とか、ほか諸々、じっくり読もう。
  • 購入総額は3万9,450円。もっと開拓するつもりだったので財布の中に残った大量(でもないか……)の千円札をどうしようという感じ。
  • 良かった新規開拓は《群×群》《ころげまわる銀河》《スタントマンズ》《あとづけ》《からあげ屋さん》《aib》《WAZE STUDIO》《シネラマショット》《とんかつ御殿》《TeamInaduma》あたり。
    • 《からあげ屋さん》の「わたしのカイロス」。自分を10年閉じ込めていた貴族に歯向かったことで、剣闘刑に処せられた少女。飛ばされた機械人の星での出会いを経て、とうとう剣闘に挑むことに――。正統派のガールミーツボーイストーリー。とても読み応えがあり元気になれた。読書会投票でも上位に入るんじゃないでしょうか。
    • 《WAZE STUDIO》では、鉛筆描きのコピー誌30ページ。鉛筆で分かるくらいの、とても達者なしっかりした少年誌な絵で、これは是非、ペン入れしたのを読んでみたい。《群×群》で出されていた、しがないホームレスの男が何でも願いを叶えてくれるドラゴンと遭遇するお話は、準備号ということで前半のみ。これも続きが気になる。