脳死提供者の年齢引き下げ案を保留 日本小児科学会

お兄ちゃんホンハイエ

http://www.asahi.com/science/update/0913/002.html
 現行の15歳以上から、中学生程度(12歳程度)以上まで引き下げる案だったわけだが、

「現時点では学会の動向が社会に与える影響が大きい」(衛藤義勝会長)として承認を保留し、理事会で今後の方向性を議論することにした。

なお、

国会の超党派の議員で臓器移植法について議論している「生命倫理研究議員連盟」(中山太郎会長)は今年6月、法改正論議にあたっては、「専門家集団の意見が大切」との考えを明らかにしており、学会の動向が注目されている。

とのことだが、8月25日の「脳死臓器提供、12〜14歳解禁を提言 小児科学会委」http://www.asahi.com/health/medical/TKY200408240456.htmlなる記事では、

自民党調査会が本人の拒否がなければ家族の承諾でも提供できる、とする案をまとめたが、同学会は現時点では本人意思を前提とし一線を画した。

と報道されていた。この相違点をどうすり合わせていくつもりなのか、追ってチェックする必要アリ。