常任理入り真の狙いは 背水の小泉人気回生策

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040917/mng_____tokuho__000.shtml
 今、「復活の地 Ⅱ」(小川一水)を読んでいる影響か、国家レベルの駆け引きの読み物として、半ばワクワクしながら、読めてしまったのでリンク(もちろん、そんな悠長な問題ではないが)。
 新聞紙的な、または「週刊現代」のような、あるいは「文芸春秋」といったオピニオン誌でよく見られる物言い(表現の仕方)は、決して嫌いではない、というか割と好きでもあったりするので、そんな言い回しが地の文章で多様される(小川氏の過去作品の中でも最も多いというくらい)「復活の地」シリーズは、腹の探り合いのシーンが、より際立っているように思える。
 1巻での登場人物たちの立ち位置が、微妙に変化してきているのも、そそる(例えば、セイオは第一の後見人だった公爵を、途中で突き放すような<あるいはそう見える>取引を、政敵とやる)。
 明日くらいには、感想をアップしたいなぁ。