「真夏の夜のユキオンナ① 」(大山玲)

今日は、頻繁に更新し過ぎている。もうちょっと絞り込むべきだが、最後にその反省ともう一つの反省を込めて書いておく。
 大山玲の代表作が復刊。来月の新刊チェックから完全に見落としていた。いましがた、毒まつたけでの書き込みを見て愕然とする。ああ、連載時に海賊版の読者プレゼントか何かでもらったのだろう、テレカがうらやましい。
 確かに、アフタヌーンでやってた「THE FISHBONE」、「真夏の〜」終了後、92〜93年にヤングマガジンで半年ほど連載し中断した「THE強制接吻」の、単行本化が今後期待できる流れに思えてくる。
 エロマンガは、ビブロスの「カラフル萬福星」でとびとびに連載していたやつだ。やけに光沢のある表紙の中閉じ雑誌で、CGのエロ絵にやけに力を入れていた。もう数年前に、「カラフルピュアガール」との絡みで、休刊してしまったのではなかったか。
 確か、連載や読みきり全部合わせて200ページもなかったと思うので、エロ単体での単行本化は難しいはずだ。ある意味、原住民のチンコを焼いて食ってた「THE FISHBONE」と路線は似てると言えなくもないので、両者をまとめて単行本にするものいいかもしれない。
 ああ、もう一つ思い出した。94年に海賊版で、「真夏の〜」の続編「とと。」(そんなタイトルだったはずだ)の連載が始まるという次号予告を見て、アンケートはがきに、応援のメッセージを書いて送った。確か、「うれしくないわけないだろ!」という感じの、やけに熱すぎる、勢いだけの内容だった。そのコメントが読者投稿欄に採用されて、3,000円か5,000円が、現金書留で送られてきたのだ。当時の貧乏学生にとって、有難い臨時収入になった。
 3〜4回連載されたところで、海賊版がリニューアルのため、連載は中断した。掲載された雑誌は取ってあるが、もう、閉じの部分がばらばらになる寸前だ。「とと。」が連載再開するのでもいい。単行本化もそうだが、メジャー誌で再び活躍してもらえないだろうか。ああ。
参考:発売情報 講談社BOOK倶楽部MANGAOH CLUB