10/4日経夕刊1面記事「ジェネレーションY」で「萌える英単語 もえたん」

 記事のテーマを説明すると、「自信をすぐ失いがちな若者を上手く肯定してやる気を出させてあげるには」というもの。新入社員の心のケアなんかの実例が簡単に紹介されている。
 で、「もえたん」。去年のアマゾン和書売上第一位、去年11月からの累計部数17万2000部という実績に続いて、美少女キャラクターの活用と、見出し付き収録語数を通常の単語集の半分以下に抑えたことが受けた、と紹介するところまではいいだろう。
 しかし、それに続く、出版元の三才ブックスの村中宣彦編集長の言葉がいけない。

「最後まで読み通して達成感を持てるようにと考えたことが奏功した」

 これはいけない。売れれば、こじつけもOKですか。自信のないオタクに、やる気を与えますか。日経のエセ(福)記者は、もえたんを読み通して自信がつくというのなら、中学生の時分に「ニャロメのおもしろ性教室」でヤル気をもらった俺も肯定してください。
参考:http://www.doutei.com/archives/000343.html