イラクに大量破壊兵器なかった 米政府報告書(CNN)

http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200410070001.html

報告書は総括で「(サダム・フセイン元大統領は)制裁解除後に大量破壊兵器開発を再開できるよう、能力を温存しつつ、制裁解除を求めていた」「(元大統領は)特にイランやイスラエルの脅威に対抗するため、これらの兵器が有効だと信じていた」と書き、フセイン政権に大量破壊兵器保有の意欲があったことは認定した。
報告書について上院軍事委員会で証言したドルファー団長は、「元大統領は、国連制裁解除を最優先課題にしており、大量破壊兵器保有はその逆効果になるとして、意図的に避けていた」と説明した。

ドルファー氏はさらに、ブッシュ政権が開戦前にあげていた移動式の生物兵器製造施設と言われたトレーラーについて、「そのようなものを裏付ける証拠はなかった」と述べ、パウエル国務長官が国連安全保障理事会に説明したトレーラーが大量破壊兵器とは全く無関係だったと断定した。

 ほうほう。