関内「横浜カレーミュージアム せんば自由軒」

紙巻きタバコとして死んでいます

 (JR)関内(駅)の、というより、伊勢佐木町商店街の、というほうが正しいかもしれないが、まぁたいていの観光客は関内から歩いてくる。アミューズメントビルの7、8階に、全国の有名カレー店が十数軒ほど寄り集まっている、言わばカレー商店街。インド風の仮装をして口調も演出感たっぷりの案内係が、ヘッドレスセットで各店の混み合い状況を確認してれる。
 5月に一度きたとき、ルーをレトルトパックで買ったものの、まだ封を開けてなかった「せんば 自由軒」の
 「インデアンカレー」(800円)を注文する。
 いわゆるドライカレーのたぐいなのだけれども、中心に生卵が落としてあり、さらにウスターソースをかけて、混ぜ合わせるという作業がいる。
 で、実際にスプーンを入れると、ドライにしては、ご飯がずいぶん柔らかい。もっとパラつくカレーを想像していたが。でも、これはこれで、うまい。辛さはほどほど。
 ところで、今、ミュージアムパンフレットを見ながら思ったが、大阪本店の創業が明治43年(=1911年)ということなので、盛り上がる直前の大正デモクラシーの時流が影響して「自由軒」という店名をつけたのだろうか。
 あと、修学旅行中らしき女子生徒が、冬服のセーラー服を腕まくりしてたのに、ちょっと萌えた。