タージマハルは傾いている? インドで論争再燃

http://www.asahi.com/culture/update/1115/006.html
 よく分からない文章が2カ所あったので、メモ。

傾斜の原因として指摘されるのが、ヤムナ川の水量減少だ。川べりのタージマハルは、建立当時の豊富な水量が構造的安定の前提とされる。上流に人口約1400万人のデリー首都圏を抱える同川は、汚濁と流量減が問題になっている。

 なんで、そばを流れる川の水が一定でないと、塔が傾くのか。地下水が減少して地盤沈下が起こることはあるだろうと想像できるが、タージマハルのこのケースではいまいち関連性が見えない。

建立は1643年が有力。今年は正確には350周年ではないが、「建立350年を祝賀する年」とインド政府は位置づけ、さまざまな行事をする。なぜ今年なのか、詳しい説明はない。
観光客は年間約185万人(03年)。約1割は外国人だ。大気汚染から守るため、周囲500メートル以内への自動車進入禁止や、160カ所にのぼる工場の閉鎖、移転などが最高裁命令で90年代に実施された。

 是が非でも今年は観光客を集めたい理由でもあったのか。それとも、政治的な要請か。1643年説の主張者や支持者の層に対抗しなければならないからか。

 

 ……で、話はまったくとぶが、そういえば前にアンテナに日記を登録していた科学ライター・ジャーナリストの荒舩良孝氏が、昨年末からインドに旅立ったまま一向に日記内の音沙汰がない(といっても別に知り合いでもなんでもなく、単に一読者だっただけだが)。
 今年1月22日(木) の日記では、インド北部のリシケシという小さな街に滞在していること、日記が書かれた日から2週間ばかりは1日4時間のヨガを毎日やっていると、までしか分からない。
 旅に出る前の日記からは、特に行き詰まっているような印象もなく、いままで通りの取材活動をやっているように窺えた。もう日本に戻ってライター職に復帰したのか、それともインドで何か開眼するような事件でもあって現地に住み込むつもりになったのか、帰国を延長してネタ集めに回っているのか。
 


 まさか、イラクに入ってはいないだろうが。