没後100年、ベルヌ大賞選定へ 仏の団体 ネット投票呼び掛け

http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news048.html

後世の科学やSF文学の発展を促したベルヌの功績をあらためて全世界の人々に認識してもらう目的。投票を基に最優秀作品が選ばれ、来年四月六―十一日にパリで開かれるジュール・ベルヌ映画祭で冒険映画大賞が授与される。また投票者百人には映画祭の招待券など特典があるという。

ジュール・ベルヌ・アバンチュールは一九九一年に発足し、翌年から毎年、冒険・発見に関するドキュメンタリーの映画祭を開いている。現在、会員は全世界に一万一千人いるが日本人は二人。投票は百作品をホームページで紹介、その中から選ぶ方式。アドレスはwww.JulesVerneAventures.com

 まず全角かよ!と突っ込んでおく(スレイプニルのCtrl+J不能)。
 あらかじめ協会が選定した冒険・SF映画のリストはこちらの100本→http://ns379.ovh.net/~jva/index.php?lang=en

 定番タイトルとして上位にきそうな「スターウォーズ」「ジュラシックパーク」「レイダース」「2001年宇宙の旅」なんかは、まあいいや。
 「ガタカ」が入っているのは、うれしい。伊集院光も誉めてたけど、「生きてていいですか」な主題にほろりときた。「タイタニック」はラブロマンスではないのか。あー、「マトリックス」は票は集まりそうだけど、ベルヌの家系じゃないぞ!ってファンは多そうだな。「ロードオブザリング」1作目が入ってるけど、トールキンとベルヌに何か接点ってあるのかね?日本からは「7人の侍」も。1982年のペルーとドイツの合作「Fitzcarraldo」は、パルムドールもとった作品なのにまったく知らなかったので、一度見ておいてもいいかもしれない。


 ところで、100タイトル目に入った一番最近の冒険映画が、仲良し虎の子物語の「ツーブラザーズ」って何か違う。個人的には冒険モノというより「子猫物語」なんかの動物モノとして扱いたいところだが。