神保町「てんぷら いもや」

 昨日の「はきまち」が満足いかなかったので、今日はこちらへ。
 とんかつのいもやと同系列の店で、こっちは天丼が1軒、定食が2軒ある。でも、天丼はタレが辛いしたっぷりかけてくるので丼の底のご飯が食べられたものじゃなくなるのと、てんぷらが金属の皿にのって出てくる定食店は油の切り方がへたくそだったので、ほとんど行かなくなった。
 白山通りを興産信金のある角から東に入ったところにある、定食が一番うまく、また、とんかつのいもやと同じく、値段と味と量のコストパフォーマンスがここまで合致したてんぷら屋を都内でまだ見つけてない。

 いつものように、エビ、イカ、キス、かぼちゃ、春菊の「てんぷら定食」(600円)。あと、ペコロスという小玉ねぎが黒板にあったので、100円で追加。

 大根おろしを混ぜてあるツユでいただく。相変わらずうまい。雨の日でもカラッとあがってくる衣が、今日も歯ごたえ(今日は晴れだったが)。それと、ここの定食の味噌汁は、豆腐とワカメの身がとても多くて、味噌汁を飲むというより、食べるといった方が適切。半分くらいは味噌汁目当てで通ってるかもしれない。追加注文は、エリンギやシイタケあたりが味が濃くてよろしいかと。とても寡黙なじい様があげてくれる(「いらっしゃいませ」も言わないけれど、それが逆に気持ち良いのは、こちらが求める味を出してくるという信頼がもてるからだろう)。


 ところで、ペコロスって初めて聞く食材だったんで、ここに書くまで頭のなかで「ヨン様+殺す」って変換しておいたら、きちんと忘れられないでいられた。ヨン様ありがとう。味はいまいちだった。