手帳の季節ですね

 今日は、新宿でうろうろしたついでに、10月に三越内に開店したジュンク堂書店へ。ネット上でだいたい感想はさらっていたけど、ほんとに図書館。高さ2.5メートルはある本棚は濃いこげ茶の高級そうな板でできていて、そこに本が並んでると、売り物というよりは、どこかの富豪の私書棚を見ている気分になってくる。7、8階までエレベーターへあがるのは、ちょいと面倒かなぁ。東口なら紀伊国屋のほうがふらっと入れるし、よほど即日欲しい本を探してじゃない限り、こちらに寄ることはあまりなさそう(または、単にボーっと本を眺めていたい時とか以外は)。


 で、ジュンク堂の新規開店といっしょに、4、5、6階はロフトがオープンしていたので、ネット通販のほかはロフトの独占取り扱いといういかにも糸井重里的な卸し方をしてる「ほぼ日手帳」を触りにいく。理由は、〝顔面〟ジャーナリストの石井政之氏がブログで「使いやすそう」とコメントしてた(11/21分)ので。

 触った感じ、ナイロンカバーは手触りがよくてすべりにくく、耐久性も高そう。大きさと厚さも自分の手と比べて、小さすぎもせず持て余しもせず。でも、以下の3点が自分の基準と合わずに見送ることにした。

・1日分で1ページ(紹介ページ
・JR・地下鉄路線図がない
・手帳に3,500円って……

 余白がこれだけ広ければ何でも書き込めそうで確かに便利なんだろうけれども(今の手帳は書くところが狭くて足りないときは付箋にメモして貼り付けるという面倒なことをしてるし)、見開きのページで1週間分の予定が確認できないと、いちいち前後の予定を確認するのに何度もページをめくることになるので、それは煩雑すぎる。数日先の予定がパッと確認できないのは、スケジュール管理上、危なっかしいし(それは個人におうところが大きいといえばそうかもしれないが……)。
 あと、路線図はタイトな時間割で移動するときのため。3,500円は、手帳の値段じゃない。


 結局、買ったのはアポイントメント・プランナー・プレミア「グラン・ド・パリ」(税込1,365円)の赤表紙。中身はこんな感じ

 6ヶ国語一覧がそうそう役に立つような生活はいまのところ送っていないけれど、今使ってる(人からもらった)「こくみん共済」の手帳についてる、掛け金一覧表よりは、役に立ちそう。形状は横2:縦3の比率で、大きさは片手で持ったり広げたりするのにギリギリ。大きければ書ける余白も広がるが、両手を使わないとページをめくれないくらいになると、移動中の扱いが面倒になる。
 塩ビカバーはつや消しのマット処理で、かつほどよくやわらかい(滑り止めと、ページめくりやすさ)。カバーと本紙の大きさがほぼ同じなので、片手でもったときに、親指が中のページまで届いてきちんとめくれるのもポイントが高い。固いカバーの淵から本紙まで距離がある場合、両手を使わないとページがめくれないから。



 さて、1月の新刊予定でもチェック入れとくかね(まずやることがそれか……)。