「学校に行こう!を出よう!」もあれはあれで

 もう、ずいぶん前に話題になったエントリだけれど、ライトノベル活況の実態生活日報)で、業界紙ラノベ特集の紹介。

また、ライトノベル全体にいえる傾向だが、作家ではなく「絵」で買う(芳林堂書店高田馬場店・関根氏)という消費行動も見逃せない。表紙のイラストも売れる要素の一つで、「谷川流さんがスニーカーと電撃で違う作品を同時に発売したが、表紙絵が良いスニーカーの方が売れた。」(ジュンク堂書店池袋本店・小尾氏)

 イラスト描きの人にはきつい一言だ。逆に、イラストで売れているといわれがちな作家にとってもきつい言葉だろうが……。ま○ら○とか。つーか、4文字目も隠すと似たタイトルの作品がたくさんあって、案外ばれなさそう(そんなことはない)。
 「学校に行こう!を出よう!」のイラスト描きの人の絵柄は、いとうのいぢよりはキャッチーじゃないかもしれないが、あれが萌えるという人もいると思うよ(それにとびつく本読みの数が問題なんだけど)。まあ、1巻を買ったときには、ほのぼのラブコメな内容なんだろうな、というふうにしか思っていなくて、読んでわかったラノベにしてはずいぶんひねくれたキャラクターとSF観には、あんまりマッチしてないかも、とは思った。
 UT氏の主張していた電撃の萌え偏重路線が、ゆがんだ形で採用されたケースだろう。
 あと、ついでに言うと、「キーリ」のイラストは、あんなぺったりした絵柄じゃないほうが、良かったと思う。売上には貢献したんだろうけれど、砂漠の惑星を旅する話なのにぜんぜん埃っぽくないんだわ、絵の調子が。