オタクはゲイを嗅ぎ分けない

銭湯ではみんな仲良くね

 ここ最近、1、2週間ごとの週末、自分の銭湯通いにゲイの友人がついてくるようになったのだが、銭湯に向かうその道すがら、前に来たときに見かけた、近くの大学のラグビー部に所属してそうなハト胸で6つに腹筋が割れて日に焼けた角刈りの青年2人を「あいつら絶対ゲイだって」と何故か確信をもって話すのを、「腐女子のようなことを言うなぁ」と思いながら、根拠を尋ねると、自分には分かるとゆずらない。
 まぁ、それが妄想でも真実に近いものでもどちらでも構わないのだけれど、そのゲイ友人がカップリングで2人組みを例えたことに、腐女子との共通性を感じたのがちょっと引っ掛かってたりした、んだがやっぱりリンクする要素が違うわな。
 腐女子カップリングは、自分は突っ込みも突っ込まれもしない位置でただ傍観するしかないが、ゲイのカップリング妄想は、突っ込むほうか突っ込まれるほうのどちからは、おそらく自分が対象化されてるはずだから。
 あと、風呂につかりながら「あいついい体してやがんな」とも「あいつが受けであいつが攻めで」ともどっちも妄想できるというのは一風呂で二度おいしいなぁ、などとある意味うらやましく思ったりもしたのだが、銭湯までの短い道すがらだったので、そこまでは「で、そのへんはどうよ」とは聞く暇がなかった。今度聞いてみることにしよう、ああそうだ、コミスペで買ってきたヒカ碁同人の感想もまだ聞いてない。きちんと抜けたならよかったのだが。


 参考:目の保養のために銭湯行くゲイですが何か