明日売りのコミックビームの表3に、「メガラフター」の広告を見つけてちょいと虚を突かれる。
エンターB系は「テックジャイアン」で前からよく新作のミニ連動企画的なものはやってたけれど、マンガ誌への出稿はおそらく初めてだろ。あるいは、ライアーがここ数年一番力を入れた企画ページを持ってる「電撃姫」=角川にエンターBが吸収された繋がりとか。今頃?


 つーか、別にまったくいいんだけれど、ビームにエロゲの広告出せるんだ、という意外性だな。


 森薫とか竹谷州史とか大庭編集とかあずまひでおとか他人のふんどしネタのミックスが今回もすさまじい器用貧乏さをかもし出してる金平の巻末マンガで、ひとしきりニヤついてなんだかホッとしたところに飛び込んできたので、余計に虚を突かれたのもある。


 ビーム読者とライアーファン、あるいはすまき俊悟ファン、あるいは大石竜子ファン、あるいは天野ファン(笑)が被ると睨んでの出稿なのか、山原広報。プライオリティは雑誌にまず比重を置くという主義は、裏を返せば無駄な出稿はしない=付き合いだけの出稿はしないということだと思うので、ビームからある程度掘り起こせると狙ってはいるんだろうなぁ。でも、猫耳宇宙人(CV:かわはらりの)が猫招きしてるようなゲームの中身にほとんど触れてない広告(http://www.liar.co.jp/images/ml_tirasi01.jpg)だから、ライアーまたはエロゲの存在を既知の読者対象というのは前提として。


 ビーム読者とライアーファンに共通点はあるか? あるか?
 作家に好き勝手やらせてでもケツはきちんともってやる、そんな意気込みは両方に感じるかもな。玉手箱っぽい。



 明後日金曜の発売日到着会員通販のリミットを迷ってた自分に、なんだか後押しするようなタイミング。さて、どうしたものか。