ダブルリンク

　午後、第2議員会館にある議員を訪ねた後、夜からまた別の勉強会に参加したところ、その議員と2003年の衆議院選挙で同じ選挙区から無所属新人で出馬したという人と、まったくの偶然で知り合う。
　10分ほど話して、ああ、アレな人なんだなとすぐに分かる。
　得票率が足りなくて（その人が出た衆議院小選挙区なら有効投票総数の1/10）供託金300万円が戻ってこなかった、とか、なのでポスター代も自腹になった、とか。
　高校教師出身らしく、教師や教え子たちが連携してくれれば30万票まで絶対いけると力説していたが、実際の有効得票数は数千票だった、とか。
　再来年の総選挙にも出馬する気まんまんらしい。

で、思い出したのが、先週末にひさびさに夫婦でやってる行きつけの床屋に行ったら、

店主「だからね、俺が出馬してもいいけど、誰も投票してくれなかったらイヤじゃない」
他の客「でも、オヤジさんと奥さんの2票分は必ず入るでしょ」
店主の妻「あら、あたしは入れませんよ。日曜は仕事してんですから」
店主「ね？　こういう奴なんですよ」
3人「ハハハ」

という、前に髪を切りにきた時とまったく同じやりとりをまた聞かされたこと、だったとさ。

（別にオチにはなってねえさ……）