集英社、コミックス売上げが過去最高額に

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5月末の決算でコミックス販売部の売上高が480億円弱の見通しで最高記録になる。6月13日に行われた「集英社販売賞」の席上、瀬戸常務から書店・取次会社に伝えられた。8月末に予定している株主総会のあと決算発表があると思われる。

 「創」6月号の特集「マンガ界の変貌」の初版部数ランキングは、1位の「ONE PIECE(33)」が243万部を刷って、講談社1位の「バガボンド(20)」の146万部、小学館1位の「名探偵コナン(44)」の123万部に、ほぼ倍差。ランキング6位までの集英社マンガは、講談社小学館の同率マンガと比べて、同じようにほぼ倍の部数を刷ってた。いつもそこまでの差をつけてる分けじゃなくて、やっぱり前期は特に調子が良かった模様。
 ランキング上位でここまで差がつくのは、売れてるタイトルをさらにどこまで伸ばせるかが影響してるということだろう。そのノウハウは、小学館講談社より集英社のほうが高いということなんだろうか。小学館講談社もいろんな手管を駆使しているとは思うのだけれど、ジャンプ系メディアミックスは自分の年齢層は直ターゲットではないから、そう感じるのかもしれない。