紀伊國屋書店、プロの読み手による書評ブログサイトを開始

 http://prw.kyodonews.jp/press/release.do?r=200507271247

書評ブログは既に無数にありますが、書店が発信する、斯界の専門家・プロの読み手による、初めての書評ブログサイトであり、特定の個人が、「その書籍を、どういう文脈で、どのように読んだか」を発信します。
書評が紀伊國屋書店のインターネットショップBookWebと相互にリンクして、書評に共感された読者が、該当書籍をすぐにご注文いただけます。

まずは、たくさんの書籍を日常的に購入している専門の方にご登場いただき、書籍をどう読んだかをご紹介いただこうと考えています。また、紀伊國屋書店スタッフが「自分で読んでみて面白いと思った」こだわりの書籍も追ってご紹介します。

 ページ単価や1冊単価の書評の原稿料システムに代わる新しい稿料システムとして、アフィリエイトによる完全歩合制稿料システムが登場した、と考えよう。
コメント欄がどの筆者のブログにもないのが残念(理由は明白だろうが)。あと、読み応えのある人と、ない人の差が垣間見える。

  • やる気が見える

大阪市立大学大学院・早瀬晋三
近畿大学・西堂行人
東京工業大学・原正彦

 早瀬氏には正式公開前からさっそくトラバもついてる。今のところ意味なしトラバのみの原氏は、本の内容とはあまり関係ない自分語りがそれはそれで面白い。 

  • それほどでもなさそう

関東学院大学・岡嶋裕史
慶應大学・大津由紀雄
ソニーコンピュータサイエンス研究所・茂木健一郎
国立音楽大学大学院・今井顕
産業技術総合研究所・増井俊之

 今井氏の「ウィーン音楽の四季」の最後、「〜と思ってしまうのは私だけだろうか。」なんて締めは、商業ベースで10数年ぶりくらいに読んだ。