今日のつよきす

 あぁ、あぁ、明日からちゃんと更新します、いつもの倍更新します、ヤンガンの感想も次号が出るまでに書きます、ニュースもちゃんと読みます、自分の選挙区の候補者もチェックしときます、だから、今日だけは、なごみんと一緒の時間を少しでも。



 今日は文章としてまとめる気はさらさらない。



 ジャンクな味わい。いくらでも腹に入る。でも、亜鉛を補給しながらでないと、味覚がマヒしかねない。
 テキストのテンポよし、システム周りよし、フルボイスは上手い役者ばかり(というか、ランダムで若本声の確認VOICEが出るのでHシーン時にクイックセーブが押せない)。
 だが、丁寧ではない。荒削り、と評すると、原石のような、芯が通ったような印象を与えてしまうので、それは適当ではない。パーツパーツを組み上げるのに注意は払われてる。伝えたいことは伝わってる。伝わってくる。ただし、ジャンク。メーカーHPのチープさがそのまま自分が感じるジャンク度を表しているとも言えるが、エロゲユーザーが欲しているニーズをまったく取りこぼしていない。そのマーケティングの鋭さを、ジャンクで糖衣。



 BGMがなんでか「みつめてナイト」風。テーマ“大江山祈”なんかは特に。

 暴れん坊将軍なお姫様(おてんば+身分詐称)との牧場デート時の好感度アップ3択の中に「お前の乳をしぼらせろ」を挿入させていた、あのロベリンゲ電波きゅんきゅんな、メジャー会社がリリースしたコンシューマーゲームにありえざる違和感に似た何かを、臭わせる。



 レズリー・ロピカーナって、ものごっついツンデレキャラがいてさぁ。



 当然のように最初に選んだ、乙女姉さんに対して甘えん坊な主人公像に、どうにも抑えがきかない。ヘタレでもいいが、そこで世渡り上手を発揮されると、これはいけない。
 日々、乙女姉さんの鉄拳制裁に耐えているという、たくましさや忍耐強さは、あのテンポ重視のテキストからは伝わってこない。ボクシングの特訓と試合、アレもあんな簡単にフックのような隙の大きいパンチがあたるものか。



 あー、「勘違いしないでよ?」って言われたい。小学校高学年のときに、家庭科実習でスキでもキライでもないちょっと色黒のショート垂れ目ぽっちゃり女子に、ハンカチかエプロンかシャツかの裁縫を代わりにやってもらったとき以来、言われていない。でも、当時だって本気でそう言われていたかもしれない。今言われたら、到底、その言葉にデレな意図があるなんて思わない。思えない。「キモイ」なんて単語のなかった昭和に帰る。帰れ。さようなら。なごみん、さようなら。



 冷凍都市に暮らす。



 ここまでジャンクなエロゲ、は、そうない。ユーザーニーズを汲み取るとは、こういうことを言うのだよ!