前歴者の出所情報、提供スタート 法務省から警察庁へ (朝日)

 http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050901/K2005090102250.html

法務省は毎月1回、その月の出所予定者と、前月に出所した前歴者の氏名や罪名を記録したフロッピーディスク警察庁に提供する。再犯防止のためではないことから、情報には出所後の居住予定地は含まれない。
情報は警察庁から各都道府県警に送られ、全国の警察でも管理する。例えば、手口が特徴的な事件が起きた場合、過去にその手口で摘発された犯人がすでに出所していないかどうか調べ、出所者に限って捜査を進めるなど効率的に運用する。
前歴者の出所情報をめぐっては、今年6月から子供を狙った暴力的性犯罪の前歴者の居住予定地などを法務省から警察庁に伝える制度が始まり、警察は前歴者の居住状況の確認をしている。そのほかの罪種の受刑者の出所情報は、捜査の過程で必要があれば個別に刑務所に照会していた。

 いまどきフロッピーディスクというのは、何かアナログな視点からの情報漏えい対策なのか?