バイト、集まらなかった?

 約2ヶ月ぶりに新装開店した池袋新宿書店。店の前に到着した17日(土)のオープン日の夜9時過ぎ、閉まった扉の向こうには積まれたダンボール。
 不安を抱えながらの翌日の再訪。ところどころ歯が抜けたような書棚、2、3ヶ月ほど前の売れ筋を並べてみましたという感じの平積み台。ラノベの平積みで今頃、「復活の地」3冊を並べることはないだろ。作品の良し悪しとは別の選択として。まして早売り命のこの店が。ワット数が足りてない照明は、まだ汗ばむ気温にもかかわらず、ねずみ色のそっけない本棚の寒々しさを増幅してこちらに届けてくる。



 余計なお世話かもしれないが、店員の会話なんかから推測するに、ここは本当に系列他店との連携というか、愛店精神というか、ヘルプの精神に欠けている。
 在庫や人が整って店が回り始めれば、またそれなりに通えるレベルの店に戻るとは思うけれども、とりあえず、蛍光灯はビックカメラにでも行って全部新品に取り替えてきたほうがよさげである。