ヤングマガジン 46号

 巻頭カラー連載再開「RIN」。
 満員の両国国技館、第1ラウンド終了時点のトンボ返りから始まる、かつてのSUGAR。解説席には加持。
 展開と結果は推して知るべし。頂点に立った凛は、だが、まだ満足できる試合をできていない。「騒ぐなバ〜カ」。切れた目じりから垂らす血も、想定内。
 ライバルってものが、このマンガにはありえない。少なくとも、「SUGAR」のときにはありえなかった。あこがれだった火の玉銀二は、ぶくぶくと太って凛から金をせびり、早朝の決闘ですでに振り切った。夜中の二人きりのジムで、中尾会長は平手しか出せなかった。



 しかし、これ以上、どこまでの上を目指させる? さっぱり先が読めない。



 「ひゃははははははっ」。





 話はまったく変わるが、巻中の「あかどこ」カラー広告の前のページにあった、財政構造改革のコピー。

国の財布は、あなたの財布よりキビシイ。

 ヤンマガのほかには、MEN'S NON-NOなどに出稿しているらしい。なんですか、政治に関心が薄そうで、かつ、親の脛かじりな層に対してアピールする考えですか。というか、B層攻略?
 ふつーに、大所高所から見下されてるような、責任転嫁されてるような感じで、気分が悪いんだがね。営業部もみょうちきりんな広告を受けてくるんじゃないよ。



参考:政府広報オンライン