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今、22:38現在、例によって隣の部屋がまた騒々しいんだけれど、今日聞こえてくるのは、あきらかにノコギリを轢く音だったりする。
……誰かを解体?
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新居(予定)の入居手続きはなんとか終了。一息。前の住人が大家に無断で回線工事をしようとして2度ほどトラブってたのが交渉が難航した原因だったとさ。よって引越しまでは通常更新継続。
ところで、7年ぶりくらいに本の大量処分を検討してるのだけれど、ハルヒシリーズはアニメが始まる4月まで待ってから売ったほうがいいのだろうな、やっぱり。
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メルマガ「吉川華生のメタリック梟」が本日配信分で最終号。5ヶ月前くらいに送ったメールが採用されてて、ちょっと驚く。そして、うれしい。つーか、ファンレターというか、ファンメールというものを送ったことが今も昔もほとんどないのだけれど、返事というかコメントを返してもらえたりするもんなんだな。やはり、うれしい。
水色パンツを偶然見られてから、ミニスカ頻度が減ってるとのこと。経験からアドバイスしておくと、ミニスカで床に座っていて正面の人間からパンツが見えるというシチュエーションは、床に敷いた絨毯の上に料理を並べるペルシャ料理系の店なら計画的犯行を行えたりするよ!
まだ一人目のキャラを攻略途中で止まっている「ユメミルクスリ」で吉川華生演じる高飛車同級生のネタバレが。うわー、脱○シーンがあるのか。それは……、心の準備をさせてもらえてありがとう。今年の目標、ハード系グロ系イヤ系エロマンガ開拓の第1号として久しぶりに手に取った今月の「フラミンゴ」で、巻頭カラーのほりほねさいぞうをなんとか読み通せた程度のまだまだな自分には、貴重な情報だった。
今回だけ返信メールの宛先が書かれてなかったのが、なんか“らしい”、そんなメタリック梟最終号。
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- 「ニセの石ころでスパイ活動」ロシア、英大使館を非難(朝日)
http://www.asahi.com/international/update/0127/005.html
問題のビデオは22日にロシアテレビの報道番組で放映された。英国大使館職員4人と英国情報機関に雇われたロシア人による情報工作とされ、道端に置かれた電子機器を埋め込んだニセの石ころを足先で動かす場面などが映っていた。番組は、この電子機器を中継して情報がやりとりされていたと解説。工作にかかわった大使館員の1人がNGOへの大使館の資金提供を承認する文書に署名していたと指摘した。
シロマサあたりなら、フィクションに持ち込んでもチープじゃなくリアルに描いてくれそうなギミック。しかしTV放送しちゃうとなると、今頃、街中では石ころを見かけたら子供が蹴飛ばしまくってることだろう。それで、尻を蹴り上げられた石ころ帽子オプション型ノビ太ことロシア名ノビタノフ・ノビッチが「ギャン!」と叫んで耳なしロボットに泣きつく。「ノビッチはしょうがないなぁ、それじゃあ……、とーかーれーふー」。
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昨日書いた「それ町」作者のHP「おかんの家」内の日記の04年1/6付けで、電撃の「護くん」シリーズの挿絵を担当している「佐藤コーナー」こと佐藤利幸の武闘派な活躍が。
佐藤最強伝説を書く!と言ってすでに3日。
忙しくて日記を更新していられないので、そのうちまた書く。
内容はYO数人にからまれた際、佐藤が一人で全員をさばいた時の話を語る予定。
※(YO・・・ヒップホップの真似事みたいな格好をした悪者達)
思ったより早く今日の日記が終ってしまったので、やっぱり佐藤最強伝説を
今から始めます。パチパチ。
そもそも佐藤が居なければ俺はこうして平穏無事に日記を更新しては
いられなかったかも知れないので、佐藤様々と言ったところ。ある晩新宿を佐藤と歩いており、いつも通り佐藤が「新宿は眠らない街だから」
と言った直後、歩道の隅にたむろしていた若者数人が何やら言いながら
こっちに来るではありませんか。
「YO 何見てんだYO 俺達は見世物じゃないんだゼ イェ」
「イェ むかつくぜYOU! YOUの目が 俺の頭に来てるゼ イェ」
一体なんだこいつ等は。
この夜なのにサングラスをかけ、重くない?つーくらいピアス付けた原住民
どもは。
そして戦闘態勢なのは何故。
これは大ピンチ。すると佐藤利幸は舌打をしながら一歩前へ。
こういう言葉の通じない餓鬼どもには金払って逃げちゃいましょうぜ。
しかし佐藤は振り返らず片手を上げて言った。
「君、危ないから下がっていなさい」「ヘイYOU! なんだテメーコラ、やる気かYO!」
相手は5人でこれは無茶。佐藤が注目を浴びている間に逃げるべき?
しかしそれではあとで病院に見舞いに行った時会わせる顔が無いぜ。
オマワリを呼びに行っていた・・・ウム、もっともな言い訳を思いついたYO、
俺はこの間に逃げYO。と、思い、踵を返そうとした俺の目に、5人のうち一番ヒョロそうな奴が
佐藤に躍り掛かる様が見えた。
同時にパキッと非常な嫌な音がした。
骨系の音だった。
佐藤のアゴが割れた音だと思った。
しかし「いでえ」と叫んで地面にはいつくばったのは、YOの方だった。
YOの足首が妙に内側に曲がっていた。
足払い!?
足の裏の土踏まずで相手のくるぶしを思いきり叩く感じで!というアレだ。
馬鹿な「パンチ一発で倒す」とはよく聞く言葉だが、足払い一発でKOなんて
聞いた事が無い。
「いでえYO!おがあぢゃーん!!」
YOの悲鳴が情けなく新宿の夜にこだました。「YO!テメエYO! YO よくも洋ちゃんをやってくれたな馬鹿!!」
次に夜なのにサングラスして頭に何故か手ぬぐいを巻いた大柄なデブが
佐藤の胸倉を両手で掴んだ。
佐藤は小さく軽いので、これはまずい。
簡単に持ちあがってしまう、と心配する間も無く、デブの頭は足だった。
一体何が起きたのか、頭だと思っていたら足だった。
瞬時に、180度、デブが回転して頭から地面に落ちたのだ。
脳天を歩道のコンクリに打ちつけたデブは、痙攣し体を波打たせた後気絶した。
後に聞いたところ合気の応用だと。
それにしても100キロはありそうな巨漢を小柄な佐藤がひっくり返すとは。
この人強え!
これはイケる。
「お前等のような若造が先生に立て付こうなんざ100年早ぇんだよ馬鹿!
この2人みたいになりたくなかったら、お家へ帰って歯磨いて寝ろ!
そして起きたら親孝行の一つでもしてやれよ!きっとお母さん喜ぶぞ」
優勢と見るやこれ以上の争いを避けるべく、俺は高らかに勝ち名乗りを上げた。「ち、ちくしょー、覚えてろYO!!」
残りの3人は一目散に逃げ去った。
お約束といえば、あまりにもお約束な捨て台詞を残して。
(下線は引用者による)
もう、脳内で「板垣」エフェクトがかかりまくりだよ!
担ぎ上げられたデブYO!を真横からとらえた大ゴマ(背景に“ぐるん”の大文字)
↓
地面にたたきつけられる寸前のデブYO!の顔アップ(“俺……が?”“速”“胸倉を掴ん”“下”)
↓
流れていく逆さまのネオン街(上下に引き伸ばされた仲間のYO!の顔)
↓
暗転に特大3点リーダー(“…………”)
↓
次号へ続く。