ベランダのゴミ袋をカラスが漁る音で目を覚ましてなんかいない。

個人的に1年ぶりということで勇んで出かけたコミティア76。



キ18bの「浜ん町ジプト」サークルカットを見て、これは明らかに鬼束直*1 *2ではないかと、11:00の開場後一番に足を向けたところ、鉛筆ラフ4p含む合同コピー誌はすでに完売で撃沈。おまいら目ざとすぎ。この手の即売会で一度も依頼をしたことがないのだけど、よほどホールの隅に出店しているマンガ文具屋で色紙を買ってきて、イラストだけでもお願いできないかと考えたが、結局せず。




つーかね。




意気消沈してるところ、携帯のメールにタイミングよく、血の繋がったBROTHERSISTERにたった今、BABYが生まれたなんて連絡が入ってみなさい。








死ねばいいのに自分が







ってなるさ、ああなるさ!









……まぁ、それはそれとして。

例えば、2年ほど前からよく本を買わせてもらっていた「ユメノカケラ/河合ユキ=藤田秀俊」(http://kahokichi.fc2web.com)が今回のティアで外周(=ア17b)配置に昇格していてなんだか感慨深い、なんて思いもあったりはしたのです。この1年以内ですでに外周配置になっているのかもしれないけれど。女子学生たちの表情の豊かさと仕草がいつもとても情感溢れてほほえましくエロい。しかも新刊の「BUNNY FLAVOR CLASSIC VOL.03」は、腹回りの肉にほどよいたるみ具合という新たなWEAPONがついてきた。ほのぼのラブシチュエーション+ちょいエロを求める人に今、断トツのオススメ。









その後は、アニメスタイルイベント「長濱博史 男語り!」(http://www.style.fm/as/08_event/08_event_top.shtml)を16:00から23:00まで。新しいサークルもいくつか開拓できたのでおいおい感想をあげてくつもりだが、さすがに疲れた。
22:00頃まで熱く生真面目ときにおちゃらけトークで男ぶりをあげまくりだった長濱“蟲師”監督が、酒に酔った師匠の大地監督が壇上にのぼってからはずっと首を竦めっぱなしだったのは、なんとしたことだったのだろう(笑)。でも、それまでのトークでスタッフの仕事の最上級評価を「頭がおかしい」で互いに距離を測りながら統一していたところに、問答無用で「キチガイ」「キチガイ」とストレートに訂正してしまう大地監督には勝てないですか。エウレカセブンより予算が安いらしいけれどクオリティの詰まり具合は数倍に匹敵する蟲師は、お買い得だよなぁ、という雑感以外の感想は同人と合わせて気がむいたら明日に。

*1:同人出身ではなく商業=「コミックLO」のデビューで初めて認知・評価された(はずの)エロマンガ家。HPもない鬼束が、まさかティアに出てくるとは予想だにせず。

*2:04年11月のティア(http://www.comitia.co.jp/history/tia70.html)にはもう参加してた。同人出身でいいのか?