コミックMAGNA 8月号


 上のギガロックの中で「新世紀型少年コミック誌 新創刊!!」との告知があったので早速。


http://www.gentosha-comics.net/genzo/index.php


 有料WEBマンガの中では、かなり検討しているほうといっていい女性向けの「WEBスピカ」と男性向け「幻蔵」の2誌に、今回創刊した少年向けの「マグナ」を加えて3誌体制ということになる。
 「マグナ」は創刊号の8月号と8月末に出る9月号は、創刊記念ということで無料配信。創刊号はまだたったの2作品。次の号で、4コママンガ「おきらく魔法少女隊!?」(新居さとし)が始まってやっと3作品。有料化までに二ケタは揃えて欲しいところ。210円の購読料金で「スピカ」も「幻蔵」も読めるので、このお値段なら定期購読を始めてもいいかもしれない。PCを買い換えてSPECがあがったおかげで、専用ビューワーでもさくさくページをめくれるようになったし。F7で、19インチのモニターいっぱいまで最大化できて、可読性も高い。






「怪物さん」(西川魯介

 1話と2話を掲載。西川お得意のフェチとギャグとメガネを織り交ぜた、ちょっとおかしな学園マンガ。なよっちい主人公にひそかに惚れてる幼馴染女子高生をコックリさんに誘う二人の女子生徒の顔が、つのだじろう水木しげるで、ツボ。


「ゆるしてください。」(大古真己

 メイドロボをつくれという金持ちボンボンの命令に添えなかった学者の父親から、メイドロボの振りをして凌いでくれと頼まれた女の子の災難な生活を、少々バイオレンスありのギャグで。ボンボンの人ととしてのあり方が、ちょっと癇に障るくらいダメ。メイドロボ風がこぼしたティーカップを頭に受けて、こぼす血をメイド服を破いて止血してくれようとするところで、ダメを挽回する一言が出るか?と思いきや、次の見開きでダメがさらに倍。そこまでやればアリかもと改定。