コミケ70・3日目の新規購入サークル分から主な作品を抜粋。
コミックヴァルキリーで知った作家の人。華奢な体がよく動いて、ころころ生き生きした表情は、読みがいがある。スプレー目潰し、頬骨に肘、鳩尾に踵、横っ腹にスタンガンで少女二人がえんえんFIGHTするパロ本がお気に入り。ただし、パロってるネタを、読み終わってしばらくして、やっと“ひぐらし”だと分かったのはちょっと内緒だ(未プレイなので)。
これはファンなら是非も無く買っとくべき(今までサークルスペースに立ち寄ったことがなかった自分が言えるもんでもないが)。過去の成年向け単行本やアライブ連載中の「神ぷろ。」のラフ設定集。びっしり載って60P・300円って元は取れてるの? 「神ぷろ。」の幼馴染に初期案A・Bでは空手属性がまだなくて、戦神のヒロインと主人公をめぐってBATTLEさせるためにできたのかな。
- DA HOOTCH (作者HP)
- オフセット「PLAYMATE OF THE APES」
分かりやすく言うと、エロ猿の惑星。宇宙に送り出された3人組の女性パイロットが、事故で不時着した惑星、ゴリラに孕まされる。3人組がロケット計画の主任をめぐって、出発前夜、主任とヤリたい淫乱→あわよくば誰かとの主任→主任にほれてる処女→それに惚れてるレズの4角関係になって、トイレやテーブルの下でアレコレな流れは、大味だけれど液をどばどば垂れ流しな絵面は実用性高し。
- ヤマダ 《魚械類》
- オフセット「水珠」
- オフセット「BICR 〜blue ion clearwater revival〜」
- 小冊子「mendaess a de Amany' ean」
人間が地上を支配した時代はとうに過ぎ去り、惑星改造されていっぺんした地上の住人は動物と混合した亜人が大半を占める世界で語られる、魚の舞う空の上を目指す研究者たちや、災厄で埋もれたポストから掘り出した郵便物を何十年遅れかで届けるポストマンの、話。垂れ犬耳巨乳のポストマンのヤル気のなさげな日常を連作で読みたい。
ドルフィン不定期連載中(?)の「TOKYOPOP」の番外編。レズっ娘いっぱい。というか、この娘たちも商業時代から数えると10何年経っていて、息の長いシリーズだ。最近、司書房は創作同人をまとめた新レーベルを始めたし、「POP」の2巻はこっちで出せないかしら(新レーベルや過去作品の新装版を頻発してるのは台所事情が大きいんだろうけどね……)。
- KEI 《KEI画廊》
- オフセット「地獄絵図」
- オフセット「まりぼん 6」
- オフセット「ヘタキス」
くりっとした黒ベタ大きな瞳と筆ペンっぽいタッチの濃く柔からな描線が好み。マンガは得意そうでないので、イラストストーリーのような形で商業を読みたい。