省力更新。


 この前、日本放送協会を名乗る人が、チェーンっぽいのをかけて風通しよく半開きにしておいたドアの向こうから想像してたとおりの陰気な声をかけてきて、あれ、とっさには「見てません」って台詞出てこないものなのね、断続的に数十秒間の扉越しの無言の応酬を挟みながら、「後で請求書送ってください」という魔法の言葉を何度か振り巻いてあげると、蛙になってぴょんぴょん跳ねていってしまって、翌日、階段を降りていくと、熱したアスファルトの上で罅の入ったガラスの靴が一足。



 ティアズマガジンを会場の入り口で売ってるじゃないですか、書店より200円安い値段で。で、だいたい1時か1時半頃に完売して入場フリーになるじゃないですか、昨日もそのくらいの時間で。で、実は、毎回の完売間近に、最後のティアズマガジンをどっちが買ってどっちが無料で入場できるかの睨み合いが起こっているじゃないんですか、おそらくきっと。で。