COMICリュウって、つまるところ、小学館におけるビッグコミックと同じような存在意義を、オタク界隈に対して背負って創刊(復刊)されるのだろう。作家と読者(と編集者)の高齢化、ってやつ。そんなことを無料配布のプレ号の80年代な顔ぶれを確認しながら思った。けれど、じゃあ20年後に、大王やガムやエイジの人気作家の受け皿となる、「コミックガンマ復刊!」とかがありえるかというと、かつての3流エロ劇画→ロリコンマンガ→美少女マンガの市場の嗜好変化のような、断絶が起きそうな気が、なんとなく。そー想像してみると、COMICリュウの創刊は、稀有で幸せなことなのかもしれない。……ぐるっと回って結論は、すげー一般的なところに落ちてしまった。