省力更新。

 1年間貼ってた徴農バナーを外しました。
 新政権の、米軍のテロ戦争支援を現法延長でなく新法提案で可能にしようとする手口は、民主党の反論を「改革の流れ(=新法)を止めるものだ!」という論調にもっていきやすくする狙いもあるのでしょう。それを派閥政治のもっともたる新政権が言うのか、という論調と対立させ、国民から支持されないテロ戦争支援を決めたのも辞めざるをえないのも、壊疽を起こしつつある自民党政権の失敗だ、と、なすりつけられれば、第1ラウンドは小沢らの勝ち。来年早々の解散総選挙は、破綻した年金財源を消費税に求めるかどうか、新たな税率を6%〜10%のどこで手打ちにするか、そこで、どさくさにまぎれて法人減税を行わせないこと。総力を結集して戦わないと勝ち目がない自民党より、一枚岩ではない民主党のほうに余裕を感じる心理。




 http://www2.diary.ne.jp/user/61383/
 ナイジェリア出張編が始まって、興味深いREPORTが続いている。ナイジェリアは、生活そのものに喜びが見出せない土地のようだ。大量に難民が出るほどの政情不安が起きているのでもなければ、何かしらその土地なりの喜びというものがあったりするものだと思う。綺麗な星空とか空気とか、そういったレベルでも。酷いところだけど、コレがあるからなんとか心が休まる生きていける、という要素が、フリーSEX以外にないらしい、というのは辛そうだ。




  • ラノ漫―ラノベのマンガを本気で作る編集者の雑記― - 原作ファンが支持するラノベマンガの作り方

 http://d.hatena.ne.jp/m_tamasaka/20070923/1190554584
 原作=主、作画=従、という思想の編集者の弁。メディアミックスしてもらえるようなラノベなら、マンガ化に際して、作画担当のマンガ家のファンよりも原作ファンの数のほうが二桁、三桁は多いんでしょう。そういう意味では、「原作ファンが称賛する。そしてそれを聞いた人が買って新たな顧客になる。それが原作物のあるべき姿です。」は、理解できる。マーケティング戦略として。しかし、そういう思想の編集者をデビューの足がかりに利用してやろうというタマゴはいても、いっしょに切磋琢磨していこうと考えるタマゴはいるかしら? 下のエントリを読むと、この人は、イチからマンガ家を育てたことがあるのか? という疑問も浮かぶ。

 http://d.hatena.ne.jp/m_tamasaka/20070923/1190554584
 「大手出版社は大量の卵を得ることができるので、そこから選りすぐった作家だけで雑誌を作ることができます。」「私どももちゃんと育てているのです。ただ、卵の数が少ないからデビューまでたどり着ける数はさらに少なく、そんな人数では雑誌は回せないのです。」。最近は、その大手出版社でも同人作家、エロマンガ家の青田刈りが激しくなってきている。出版業界全体の体力がなくなってきてることが、人材発掘を底辺へ底辺へ広げ、底引き網させる。ただ、例えば、秋田書店などは、エロマンガ家をREDいちごやヤンチャン烈にごっそり引き抜いてるのは同じだけど、作家の意向を反映させやすいオリジナルで勝負しているし、次のステージとして、RED本誌等があったりする。電撃系の原作付き引き抜きは、引き抜いた同人作家やエロマンガ家に次のステージを与えてやってるように思えない。メディアミックス自体の寿命が細ってくれば、そこで終わり。作家がその作品でいかに成長したか、開花させつつある才能をどこで新たに生かしてあげられるか、そういった視点が見えないし、許す度量や体力が編集に見えない(編集個人の単位ではあっても編集部のOKが出ない)。角川グループなんていって大量のオタク系マンガ誌を抱えてはいても、幅が狭いんだよね、結局。エンターブレインのビームは後からくっついてきたもんだし。

  • ラノ漫―ラノベのマンガを本気で作る編集者の雑記― - マンガ編集者はいい作家をオリジナルに使いたい

 http://d.hatena.ne.jp/m_tamasaka/20070918/1190140441
 「本命にはやはりオリジナルを描かせたい。原作物は他の作家で…というのが大方のマンガ編集者の本音です。これを軽んじていると言わずして、なんと言いましょうか。他のジャンルから大切な作品を預かっておきながら、このような扱いをする不誠実が私は大嫌いですが、話はこれだけでは終わりません。」。この言い分も分かるんだけど、出来るなら、作品より作家をまず大事にして欲しいんだよな。編集者であれば(社員でなくフリーならば、なお)。




  • ばばニッキ   ――おおきく知りかぶって―― - 2007-09-22

 http://d.hatena.ne.jp/nekokamen/20070922#p1
 チノミ語、マジ、流行らせネェ? ヤンキー語ではねーの、な? 分かる? すげー昔やってた「鍍乱綺羅威挫婀」とか、あーゆうのとは。「ガガガ」「爆音」でもねー。ちーまーっスかね、言えば。ヤンマガヤンジャンのヤンキーマンガって、吹き出しとか丸っちくて、ぜってースカしてっから。アレ、よえぇ。軟弱。絵で語られンのがチョー怖ぇようなビビりが読んでるし。ダせぇの。


「訳わかんねーよ オイ」
「レッツハナモゲラー☆」



 ラッシュ、月刊ヤンキン、ヴァルキリー、アライブ、烈、ビーム、あとエロマンガ系複数。この1年間でアンケートコメントが読者欄に採用された雑誌。そういえばリュウで使われたことないなぁ。



 昨日、NHKの歌番組のイメージ挿入画面で、一日の仕事を終えて銭湯の湯船につかっている還暦を過ぎたお爺さんの体にくっきりとタンクトップの日焼け跡がついてて、一瞬、「いや、スク水跡かも」と想像してグフグフ笑った。




  • コメットさん※

 http://www.comet-san.jp/
 久々見たら、ぼかしのスキルとか使われてて、絵、うまくなってやんの。嫁さんに怒られずに集中できるようになったんだろうか。




  • コミグラ漫画塾第4回定期試験

 http://www.mediaworks.co.jp/grandprix/kaijyou.php
 エイジでの連載を終えた倉橋ユウスがエントリしてるので紹介。エイジは富士見書房だから、電撃系の「漫画塾」とは、違う編集グループになるのか。コミグラって案外、受賞後の下積みというか努力期間が長いんだよね。ここで受賞した新人を露出する媒体を、増刊形式とかで持ってないことも、「卵の数が少ない」ことになる背景の一つなんじゃないのかなぁ。帝王はその役目をまったく果たさずにぽしゃったし。メディアワークスくらいでかくなった会社が、儲からない仕事しかしなくて他人のフンドシ頼りじゃ、いかんでしょ。