省力更新。

 土曜のレンタサイクルで行く京都市めぐりは案の定、午後も遅くなると足が廻らなくなってきたので(四条通りより上の道はアップダウンが激しい)一休みを兼ねて立ち寄った目当ての一箇所の京都国際マンガミュージアム。SAMURAI関連の特別展示とか渋めの海外マンガを集めた常設展示とかのどれよりも、気に入ったのが、人工芝の庭1F地図だと右下の空白部分。小学生も家族連れもカップルもネクタイのサラリーマンもオタク風も杖をついた初老の人も、館内の壁際の棚にずらっと並んだマンガを自由に持ち出して、寝転がりながらだらだら読みふける時間。気候の良い秋の今頃と春に限定される空間であるのが惜しい、PARADISEがそこに。館内の廊下の壁際や階段の途中で自由に座り込んで読むも良し。また1年くらい住んでみたいね。



 今日、コミック高岡で、仮装大賞出演常連者のような人たちが拳を振り上げる表紙に惹かれてジャケ買いした「サタニスター ③」(三家本礼)が抜群。標高数千メートルの山頂で天下一武道会。今、注目のバトルマンガに急上昇。肝心のヒロイン、ベアナックルシスターのサタニスター女史は「バルキリーだるま落とし」を食らって輪切りにされるだけで全く活躍しないので、明日、①②巻を早速。巻末掲載の読者が送ってきたキャラクターの似顔絵は、送り主がティーンズ女子ばかりで、あー、これってホラーマンガ誌連載だなそういやと、危なく気付かせてくれる。



 京都で買った肩掛けカバンがかなり使えることを確認。手提げカバンばかりで、高校の学生カバン以来、使ってなかった。縫製はしっかり、帆布の適度な厚みと適度にざらついた手触り、内外の計4ポケットで小物も収納。あと何故かカバン全体から外国のクッキーのような匂い。匂いが取れるともったいないなぁ。ティアとかで同人を詰め込むのに使えるかと思って購入した大型の手提げは、部屋の同人を試しに詰め込んでみたところ、おおよそ1万円分くらいの量までしか入らなかった。もう1万円分くらい入れば言うことないんだけど。A4サイズ以上の大判同人が楽々入るのは良さげ。



 烈の裏次郎、至ってフツウで物足りない。みた森の宇宙人ネタとかめいびいの狙ってやってるにしてもぐだぐだ過ぎなラストとか、雑誌が継続するかどうかわかんないなか遣りたい放題気味に描いてた初期の頃の面白さが影を潜め、何とか雑誌も保って単行本に出来そうだっていうので1冊にムリクリまとめるための始末をつけにかかってる様子。単行本のほうを喜ぶべきかどうなのか。しかし、立原あゆみ、載せるか、おい。



 靖国通りを裏路地に入ったところにあったトンカツのいもやが潰れてた。10/1付けの無料冊子「おさんぽ神保町」ではまだ開店してることになってるので、最近なのだろう。白山通り沿いの店には訳あって行けないので、どうしよう。



 この競技、自分の部屋で開催が無理な理由が、ブツがないから、とは真逆な方向にあることに悩んだほうがそろそろいいのか。こういう大人になりたかった。そういえば京都時代、一度出た下宿に数年してまた住むことになったとき、押入れの天袋の奥に放置したエロ本がまだ残ってて感慨深かった。



 土曜、やっぱ、新潟行くかなぁ。