昨日の追加ねー。

自分のように小説の代わりではなく、マンガの代わりにライトノベルを読んでいる(らしい)層、の話がすごい新鮮だった件との絡みで。

代替関係が生じる背景の一つとして、小遣い事情の厳しい中高生にとって、コストパフォーマンス(読了時間÷価格)は、

だからって言われて、自分は小説>ライトノベルのCP視点しか持ったことがなかったからラノベはなんて非効率なんだろう派だったけどそう言われるとそうだなぁ、とあの時思ったんだけど、いやいや、でも比較対象を変えてみると、

ということも言えないかしら、と。*1

一方、マンガ誌はどんどん売れなくなってる。おそらく、「シャナ」の原作ファンもアニメファンも、その大半は笹倉マンガ版を大王本誌では読んでない。ラノベ人気はマンガ誌の部数底上げにほぼリンクしない。

で、CPを、

  • マンガ誌>ラノベ>マンガ単行本

のように並べなおして、マンガ誌が売れなくなった分だけ相対的にラノベのCPが高まってる→ラノベ市場が活況(らしい)、というふうに考えると、自分は理解しやすいかなと思った。




……わー、結局、マンガ誌が売れないって話になっちゃうのはつらいなぁ。




*1:ここでラノベ誌のことは考慮しない。独断で言っちゃうけど、今の人気を支えてる大方のラノベ読者って、ラノベ誌は読んでないよね?(中高生がマンガ誌を読むようには) また独断で言うけど、マンガ誌はマンガコンテンツそのものを発信するけど、ラノベ誌って情報誌の意味合いが濃いから読まないなら読まないで済む。(ラノベ誌のカラーページの構成ってアニメ誌=情報誌そのまんま。10年前の創刊初期は文芸誌っぽかった電撃HPもどんどん情報誌の色が濃くなっていった)