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コミティア84――新規に購入した主なサークルから。

同人
  • KOURA 《亀屋玄武堂》
    • オフセット「Another Day 蛇足氏を探して」
    • オフセット「蛇足氏を探して Part-IV」
      • 蛇足の紳士を探すトカゲの紳士の長くてSFで不思議でアリスチックな旅のお話。
  • マオウ (pixiv)
    • ポストカード×2
  • 遊亜一樹 《宇宙☆基地》
    • オフセット「Verrio vol.2」
    • ポストカード×2
  • シンチン 《縄文スープレックス》
    • コピー誌「甕棺のリムセ」
      • ラッシュでやってる「キングアビス」のような味わい。ちょっと投げっ放し感があって、それで減速かな。
  • 何樫野良 《彼岸泥棒》
    • コピー誌「バイタルサイン」
  • 大海鴉 《ほうづき》
    • コピー誌「よしわら弁天」
    • コピー誌「よしわら地蔵」
    • コピー誌「暗黒時代劇」
      • 江戸・吉原を舞台に、当時の感覚で春を売る仕事を受け入れ、抗う子どもたちのドラマを読切形式で。ほのぼのと悲しい。
  • TAGRO 《放送塔》
    • オフセット「メタくるエレジー」
      • オタクの人は読むとユーウツになれる。オタクじゃない人は読む必要がない。
  • むし 《秘蜜結社525》
    • オフセット「お父さんの宝物」
    • プリンタ本「花泥棒は誰だ」
      • 安永知澄の描線に太さと柔らかさを増した印象の絵柄がお気に入り。
      • 「お父さん〜」は、幼い頃に両親が離婚し、数年前の母親の死去を境に父親との交流を再開した娘（小学生くらいの息子にとっては母親）が、偶然発見した隠し部屋で父親のある秘密を見つけて――。
      • 「花泥棒〜」は、母子家庭に育つ中学生くらいの少年が、母親の不自然な行動から再婚を疑い出して――。
      • 2作とも、子から親へ（子持ちの娘から老いた父へ、思春期の息子から商店街のアイドル的母へ）、割り切れない感情に納得の糸口の欠片を見出すドラマを、うまい小品にまとめている。そして2作とも、母親さんに色気ありすぎ。上質の綿生地でふわっと包み込んで人目にさらされていない“むっちり”というか……。「お父さん〜」のオチのように、自分の娘に押入れの奥からエロ本を見つけさせてみたい（いないけど）。
  • なおたけ 《yボタン》
    • コピー誌「CHANPON」
  • ヒメノ、さんずい、makoto、甲作美久智 《タマヒメ》
    • オフセット「[k]GROOM」
    • オフセット「magical-L」
  • 暗澹 《トマソン》
    • オフセット・合同誌「ZMB症候群」
      • ボクの考えたゾンビ娘ちゃん祭り。執筆者はイクヰロン、INDEE、一一番長、海本広樹、カヅホ、器械、クサダ、ずき、白川憶人、玉村クロエ、チューリップ大佐、でんがく、nanｙo、春風うにぽ、ヒメノ、ましみ、みゃー、龍薙、和六里ハル。
  • 鈴木ねじ 《良い街》
    • オフセット「虚ろな君のための素晴らしき世界 前編」
  • 赤川伸吾
    • オフセット「ウツ800 ころがりおちそうな君へプロジェクトNo.2」
      • 《クジラックス》で売ってた本。絵と、写真で撮った作者自身の切り張りのコラージュによるマンガ。壁にぶつかってる人が読むと、きっと元気になれる。あの人とか自分とか。
  • ふじ・きりお 《kingdom come!!》
    • コピー誌「鬱デレとプリンの誘惑」
    • コピー誌「鬱とエロスと委員長」
      • ヤンデレの攻撃性の幾分かを自傷方向に傾けた……みたいに考えればいいのか？、な“鬱デレ”ヒロインマンガ。つか、こういう感情の起伏の激しいオンナのコって普通にいるYO。だからマンガにしても面白くないってことでは全くないけど、愛がないと当事者になるのを躊躇わせるよなぁとか、余計な思考が入りやすいので損かなと。あと、ちょい太めの女子高生のシミーズ姿が読めてうれしかった。
  • めてお、竜樹 《芋工房》
    • プリンタ本「サンテンカンマ」
    • プリンタ本「サンテンプライム」
    • プリンタ本「サンテンコロン」
      • サンテン＝3姉妹のテンのお話。人間の行き交わない、都会の狭い路地裏やドブ底や地下空間で、今夜も彼女たちの小さな冒険が繰り広げられている。王冠を被ったカエルのおてんばプリンセスとの道行を描いた「サンテンプライム」が、ほほえましくて良かった。
    • プリンタ本「虫食い」