コミティア85 ―― よく購入している主なサークルから。

  • 裏美道 《水の中にも都
    • コピー誌「独占欲の副産物 2 隠藪力の認識性」
      • ガリロリ本の2弾目。二人がとても真面目にお付き合いしていて、とてもうらやましい。
  • とんぷ 《黒電話
    • コピー誌「俺の部屋にはウサギが居る USAvsGの巻」
  • 板倉ジェニー 《光学式編み物同好会
    • コピー誌「光学式編み物同好会 百合キス本 vol.2 百合部は頭を低くしてやり過ごしました特別号」
      • 弱小部活の顧問をするキツめ女性教師にスキスキ光線を送るイチゴ味好き女子高生。ぶっきらぼうだけど根が真面目な女性教師のある気遣いが、女子高生に逆手に取られるオチ。立場逆転。こーいう百合は良い。
  • 松本藍 《サンタロー》
    • コピー誌「イコール・サウンド (2)」
      • 複眼のミノタウロス染みたのや巨鳥を撃退したりする第2話。まだまだ序章っぽい。早く続きを。
  • EYA-MAO 《大四畳半》
    • コピー誌「奇劇駅前西遊記
      • サークルとして2年振りの参加。新刊は、3年前に描いたという未発表原稿=ちょいエロコメ異世界西遊記モノ。三蔵に惚れてる色情狂ボディの女孫悟空が陰毛からつくったキントウンに乗って、「SIRENR:NewTranslation」に出てくる羽付きミュータントみたいな適役の顔を岸壁に押し付けてガリガリやったりする。そんな活劇。関係ないけどスタージンガーって知ってる人いる? 冒頭で、サークルの代表作「鋼鉄の少女」に出てくる巨大ロボット=ギアの原型のようなヒューマノイド型巨人がばーんと。おー、これコレこのハッタリ具合もファンにはうれしい。
  • 七霧京 《ぽらんぽらん》
    • コピー誌「『・・・』」
      • これは良い百合。
  • ノリシロ、西村もつ 《おしゃれ団
    • コピー誌「つきみくん 5」
      • 巻末の“つきみくん外伝的な話”で、別名義でやってるサークルのほうに来る本は買わないのに一方的な粘着トークでアレな常連のことを、そのサークルの本でネタに描いたら、本人がそれを読んでショックを受けてたというとてもキモい小話が笑えた(他人事として読めるうちが花)。
    • コピー誌「薬草! たいまつ!! おしゃれ団!!!」
  • 高津ケイタJ-M-BOX
    • オフセット「EutchPotch 3.」
      • 「マンマミーア!」の販促用POPを38店分すべてを掲載。
  • 何樫野良 《彼岸泥棒
    • プリンタ本「ヨックモックの花束」
      • あー、自分的に、これはダメだ。ありえない。片足を無くした少女が、この男を、風力発電の風車を使って切り刻むとかいうならまだ受け入れられるが。数年後あたり、また読み返したみたい。
  • 平野まさのり 《BlackDwarf
    • コピー誌「Friendly&Fiendish やさしい悪魔」
      • 定番もしもシリーズ=一人暮らし独身男性六畳一間木造アパートに悪魔っ娘がやってきた。この場合の悪魔っ娘はどうしてもツンデレになりがちなのかな。
  • さわの森行 《モロヘイ屋
    • オフセット「別冊モロヘイ屋 15 宇宙ジャイロ」
    • オフセット「別冊モロヘイ屋 12 おっさん・タイフーン 北欧国編 第3話」
  • JASON 《BoleRO
    • オフセット「標的はボーイフレンド」
      • 満を持して出された、ロングコート+スポーツブラのデコっぱちヒットマン少女が百合っ娘とチューしたりチュー仕返したりする「標的はBF(略」の完全版。期待通りの出来。畳み掛けるドタバタのテンポが、新キャラとして巨大ロボや天然なママンも登場する書き下ろし箇所で加速されながら、将棋倒し一歩手前の状態でゴールインした。10月末に商業名義で発売されたフルカラーマンガ「せどうか」は、アメコミ好きな人は特に是非。
  • postposseNR 《FUNCTION'INC
    • コピー誌「ですとぴあ ふぁんじん 2」
  • もぐこん 《Mogravity装置
    • プリンタ本「かさなりあって OVERLAP」
      • ……たまらんな、このドライブ感、このTRIBE感。10ページ目で、「15日の主人公」が寝転がってる部屋のドアを、訪ねてきた友人が開けるシーンにページまるまる1枚を使っている。一瞬、なんで?と思ってしまうような何でもないシーンだが、読み進めていくと、友人が訪ねようとしたのは「13日の主人公」であって「15日の主人公」でないことが分かっていく。よって10ページ目のシーンは実は、「13日の世界」と「15日の世界」が接点をもってしまうという本来ならありえないはずの、ドライブでTRIBEな瞬間なのだ。無料ペーパー「モグラ日記外伝07」では既作のキャラクター紹介あり。保存版。
  • MATSUZAKI 《適当刊MATSUZAKI
    • プリンタ本「そうだ! 画材を買いに行こう!」
      • 「応用がきく分、/僕のほうが/優れてると/思うんだが…」「鬱陶しくない分、/トーンのほうが/いいんじゃないですか。」。いったりきたり。
  • 掛川タキヲンほか 《ハイヴリッド
    • オフセット・合同誌「ハイヴリッド・ウインド」
      • ちーという人の、桜が舞い散る京都の夜を舞台にしたマンガが良かった。
  • 柿麻呂 《gop
    • コピー誌「AGOP.9 虹色戦姫」
  • 斎まや 《アイカラッカ
    • プリンタ本「城の庭の魔法使い」
      • 不定期刊行のやつだけじゃなく、そろそろ定期刊行誌で商業媒体に本格進出してもいい頃だよね。わりあいコンスタントに新刊を出されているので、そういう意味での不満はないんだけど、もっと読まれて欲しいので。
  • ahoほか《AHOBAKA
    • オフセット・合同誌「鉄と華」
      • 鎧娘をテーマにした合同誌。標準ヨロイを各々が好きなように改造・着装した小隊風のイラストが好き。ついでにいうと合同誌も好き。そこは雑誌好きの延長線で。
  • 金太郎、草吉 《えのころ工房
    • 無料プリンタ本「えのころだより 30」
  • 町田ゆう 《カイリキデンパ
    • プリンタ本「あゆむコメンタリィ #00.2」
      • 前は《わるいまほうつかい》というサークル名だったと思うが改名したみたい。
  • シギサワカヤ海底温泉
    • オフセット「フラグメンツ」
      • 海老原三姉妹のうち、下の2人が登場する話。長女は足だけ。
  • 三島 《つゆくさ
    • コピー誌「のんきな妹」
      • 「何でゾイド/すぐしんでしまうん」。そうそう。僕の考えたゾイド、はよくノートにラクガキしてた。自作迷路の感覚。はまるとすごい幾何学模様で紙が埋まってく。ところで、枠線の外の掠れたラクガキが気になる。
  • 木尾慎二 《Second Wind
    • コピー誌「MELLOW 2」
  • 星落とし、竜樹 《芋工房
    • プリンタ本「RUN Aside 麦の女神編 Bside 不安の音編」
      • 作者2人がAsideとBsideで、それぞれ原作、作画を担当。
  • 黒谷知也、きた菊子 《クロヤ(黒谷知也)》、《クロヤ(きた菊子)》
    • コピー誌「ある若い純文学者の花瓶」(黒谷知也)
      • この人の描く植物は、そのへんの雑草も綺麗なコスモスも、なんか食虫植物っぽい。いい意味で。最近は、リュウの読者コーナーの4コマ連載でおなじみ。
    • コピー誌「ハローシカ vol.1」(きた菊子)