5/12。
- 月刊少年サンデー創刊号
- 昨日、ラジオで伊集院ががんばって宣伝してたので購入。
- 「QあんどA」(あだち充)
- 表紙と巻頭にもってこられても、「イマドキ?」と思わせないのが、素直にすごい。
- 「リンドバーグ」(アントンシク)
- 5ページ目の、生まれたばかりの恐竜的な何かの大きな目玉に映る主人公の少年→少年の顔のアップ→差し伸べる少年の手、の構成で、ぐーっときた。まだフトモモがない代わりに、ぷにほっぺで引っ張る。あと勝手に読切だと思い込んでいたので、連載でとてもうれしい。
- 「月の蛇〜水滸伝異聞〜」(中道裕大)
- 「黒の契約者」の女刑事みたいな人がいいですね。
- 「アオイホノオ」(島本和彦)
- 「いつものような話」で済ませとけばいいのに、フォローいれちゃうんだ。
- 「アサギロ〜浅葱狼〜」(ヒラマツ・ミノル)
- お、大人ってこういうところあるよ路線。サンデー本誌の「パトレイバー」的な位置。
- 「ここが噂のエル・パラシオ」(あおやぎ孝夫)
- 顔見せの回。なんのかんのいって、プロレスモノって、1本はあるよなぁ、どの雑誌にも。JSQにもあるし。でもライバルにはないしなぁ。
- 「第三世界の長井」(ながいけん)
- なんかの続編とかスピンアウトなの?
- 「マコトの王者」(福井あしび)
- このままちゃんとした試合を場面を描かないまま、それでも面白くできたら、すごくなりそう。
- 週刊本誌のほうは読んでないも同然なので、「本誌の勢いをかって、月刊でも躍進してくぜ!」なのか「本誌がこの体たらくなのに、これ以上手を広げてどうすんだよ……」なのか、よく分からんのよね。
- 2号目以降の新連載スケジュールを見ると、早々に1,000ページ近くまで膨れ上がりそう。と、なると、当然ながらライバル(とガンガン)が視野に入ってくる。モンハンコミカライズと途中からアイマスコミカライズで掴もうとしてきたライバルに比べると、オリジナルのマンガでこそ行くべきなんだという姿勢のゲッサン。で、ライバルよりも微妙に、狙ってそうな年齢層が高いように見えて(あだち、島本、あずまきよひこ、アントンシクあたりの登用)、別にターゲットを絞っているわけじゃなく固定ファンがいる人気作家やマニア作家を何人か入れてきた結果がそう見えてるだけで、本質のところはライバルとに同じく中学生周辺が主なんだろうなぁ。そうするとやっぱり自分が何とかかんとか言うのも気が引けるというか。
- でも、創刊号で作家に裏話・日常ネタを描かせた別冊付録をわざわざつけちゃうあたり、求められてるマニア臭を「わかってる」と言っていいのか、それともマンガ本編に「もっと本気出せよ!」と言っておいたほうがいいのか。まあ、500円以内に収めてるし、こっちに価格転嫁しないなら、買った上で好きなのを読むだけだ。主力の本誌、マニア釣りの裏話別冊1、さらにあだち固定ファン狙いのエッセイ別冊2、に分けて、全部1冊にするより分かりやすいのかな。