都議選の投票候補を検討。


ザ・選挙 立候補者一覧
http://www.senkyo.janjan.jp/election/2009/13/00008783.html


激戦区と言われてるらしい、自分が投票権を持つ選挙区で、投票を考えている候補は計4人。うち、現職が3人、新人が1人。できるなら、当選の確定的な候補や当選が無理そうな候補に票を入れるより、当選が微妙な候補に入れることで、小さいながらも一助としたい。
2005年7月の前回選挙の結果を見ると、現職の3人は、1人が定数2位の当選(トップ当選は創価)。票のシェア率(=得票数/総投票数)は16.29%。これは、今回も安定だろう。
2人目は、定数の下から2番目の当選。シェア率は9.52%。
3人目は、定数のドンケツで当選。シェア率は9.48%。
定数に届かなかった、定数+1の落選者(自民)のシェア率は、8.53%。
3人目と定数+1のシェア率の差は、0.95ポイント。シェア率で約1ポイント、票数で1,737票が、明暗を分けた。



ここで肝心になってくるのは、実績やマニュフェストや党派や政局もおおきいが、やはり投票率の上下。
2005年の選挙権者数から計算すると、投票率で1%が動けば、票数でだいたい4,300〜4,500くらいの数が動く。
2001年選挙→2005年選挙で低下した都全体の投票率は、約5ポイント。都議選の投票率だけを予想して総選挙に備えるスレを参考にすると、今回の予想投票率は都全体で48.50%あたりということなので、2005年選挙→2009年選挙は約6ポイントの上昇とすると、前回選挙で下げた約5ポイント分を上回る上昇率が見込めそう。
約6ポイントの上昇があれば、自分が選挙権を持つ選挙区では、25,000〜27,000の票が追加されることになる。
まず、公明に流れるとは考えにくい。自民・民主・共産・無所属でどう分け合うか。25,000〜27,000の票の1割でも得られれば、前回選挙で定数のドンケツと定数+1の明暗を分けた「1,737票の差」を十分に埋める。



投票を考えている「前回選挙で定数の下から2番目の当選議員」と「定数のドンケツの当選議員」と競りそうな候補は、誰か。
前回選挙で、定数+1で落選した自民枠は、前回とは別の元区議のベテランが出てくる。でも、政権がこういう状況では、いささか厳しいところだろう。
気になるのは、無所属新人で、自民党を離党した代議士と区長の支援を受けた元区議が出馬してくること。投票を考えている「前回選挙で定数の下から2番目の当選議員」「定数のドンケツの当選議員」と、この無所属新人候補で、ドンケツ争いをしそうな雰囲気。
いや、自民不利の風にのって、無所属新人候補が、投票率上昇にともなって増えた25,000〜27,000の票の相当数を得て、定数の2位や3位で当選してもおかしくない。
となると、「前回選挙で定数の下から2番目の当選議員」と「定数のドンケツの当選議員」の2人で、最後の議席を争う形もありえるのか。そうなると、どっちに入れても、ということもありえる。



……東京オリンピックなんてやらなくていい派かどうかで決める? (もち、やらない派で)