ザ・グレート“樽”サスケ。


DDTプロレス「who's gonna Top? 2009」 at 後楽園ホール
http://www.ddtpro.com/release/ddt/article/1253959296/

  • 第4試合・DDTエクストリーム選手権試合  <王者>男色ディーノ vs 佐藤光留<挑戦者> vs 松永智充<挑戦者> vs マサ高梨<挑戦者> vs 美月凛音<挑戦者>

  • 第7試合・KO-D無差別級選手権試合  <王者>飯伏幸太 vs MIKAMI<挑戦者>



週中に観た修斗後楽園ホールづいて、今日はDDTへ。客席とリングの距離が近いのはやっぱり良い。ポイズンの「呪文」も、ディーノの「リップロック(DeepKiss)」と「男色ドライバー」も、大鷲の自ら進んでやられっぷりも、イスと机で"安土城"を建築→ダイブ→崩壊させた高木社長のサービス精神旺盛っぷりも、「フェニックス・スプラッシュ」でフィニッシュした飯伏の跳ね回りっぷりも、ナマで観たかったものがたっぷり観られて、たいへん満足。今日売り出しのパンフレットには、中澤のサインをもらった。中澤のような、にこやか仮面な変態GUYは好きだー。グランがタノムサクのグローブパンチに戸惑ってる様子や、アントーニオ本多の"パーフェクト"マイクアピールも良かった。イタリア軍団参戦のTAKAみちのくは相変わらず外見が若く、それもうれしかった。どんなハードなワザをも受けきる飯伏の姿勢(今日は南観客席のコンクリの床に寝て、MIKAMIの階段手すりからのダイビングセントーンを食らい、カウント19でリング内に復帰)は、ケガの心配をしてしまうけれど、やっぱり頼もしい。



特に、10年振りくらいにナマで観たサスケが、高木社長も追いつけないほどのサービスっぷりで、DDTの楽しいプロレスに馴染みまくっていたのが、新鮮だった。8/23両国大会での、高木社長との反則OKマッチ(互いの嫁さんを凶器に見立てたりヤリタイ放題だったとか)が好評だったことを受けてか、第6試合のKO−Dタッグ選手権でも反則OKの約束を取り付けて、補虫網やキーボードやゴミ箱や樽をつかった試合でヒート。




途中、サスケがリング下からイスを持ち出し、王者組のヤスを寝かせて、さあトップロープからダイブか……というお決まりの流れは、予想の斜め上を行くサスケの選択で、あらぬ方向に。










こっそりイスの上を退いた後、新人レスラーと一緒にイスの足を持って支えるヤス。こういう暖かみ(?)こそが、DDTらしさ。



それから色々あった末、王者組みがベルト防衛。「こんな試合、付き合ってらんねーよ!」と赤コーナー奥へ引き上げていった後の、リングに残された挑戦者組。

色々あったんです。




ファイナル終了後の浅野レフェリー引退セレモニーの模様はこちらで。帰宅途中、DDT直営の中野「フレンチカレー ミツボシ」に立ち寄って、「季節の野菜カレー」(820円)を注文。野菜はナス、赤ピーマン、青ピーマン、エンドウマメ、揚げたゴボウなど。ルーがかなり甘めで、好みの味とはちょっと離れていた。