コミティア89 ―― よく購入している主なサークルから。

• 基子 《形而上的プラネタリウム》
  • オフセット「アンドロメダ 07 ドッグ・スター」

• 軽 《OVER LIMIT》
  • オフセット「絶対会議」
    • ようは勇気がないんでしょ？に異議アリ脳内会議。脳内メイドの一人くらい住まわせておく甲斐性があるべし。

• 川津典昭 《空飛ぶ河童》
  • コピー誌「忘れ物」

• 平野まさのり 《BlackDwarf》
  • コピー誌「肉汁胡乱 その2」

• 砂虫隼 《乱痴気事虫所》
  • オフセット「もぐもぐ囲」
    • 毎度のことながら、エッセイマンガの名手。どんぐりを焚き火で焼いて、子ども同士で「食べれる」「うん、食べれる」と言い合いながら、実際はパサパサでうまいはずもないどんぐりを、もくもくと食べた、という話が面白かった。

• 斎まや 《アイカラッカ》
  • オフセット「黒江くんと白江さん」
    • 汗で濡れて太くまとまった少年の前髪は良い、ですね。
  • オフセット「雨の佇む街 イリイオ1」

• シラトリユリ 《シラトリ》
  • オフセット「雪の童話」

• 岩田鷹吉 《鷹商》
  • オフセット「私立横島女子漫研 5」
    • 落書きの犯人だった女子の妬み・嫉みを、理屈で封じ込めるんじゃなく、気迫で消し去ったことが、もうちょっと強調されても良かったかなぁ。そのシーンまでの捜索編は読んでて楽しませてもらえたのに、犯人の女子があっさり引き下がりすぎで、捜索に費やした労力が宙に浮いちゃった感じだ。

• そそざぐり 《士(もののふ)》
  • オフセット「メイフラワー号の君へ」
    • 作者にしては珍しい、ちょっとシリアスもの。少年が、地べたに接した牢屋の周囲に箒で溝をほって、雨が牢屋の中に染みてこないようにするシーンが良かった。ある情報と引き換えに二人を見逃した盗賊は、ちょっと人が良すぎるんじゃないかなと思った。

• なかせよしみ 《まるちぷるCAFE》
  • オフセット「マルチタスク」

• 木尾慎二 《Second Wind》
  • コピー誌「麻生さんと訓練」
    • 総務部の麻生さんシリーズの第1話、ということにして続けて欲しい。

• 《東京大学漫画調査班 TMR》
  • コピー誌「TMR第57回調査報告 化漫語」

• Eu 《せるりあん☆ぶるー》
  • オフセット「The Link of the Rings」
    • 知恵の輪に挑戦するチエちゃんということで、「じゃりン子チエ」の小鉄vsスフィンクスの釜虎（atひょうたん池）を思いださざるをえない。必殺タマつぶし敗れたり。

• 三島 《つゆくさ》
  • コピー誌「ミッシングゲート」
  • コピー誌「世界文学全集」

• 何樫野良 《彼岸泥棒》
  • オフセット「理科室の雪」
    • この人は伸びるね。というか、もう伸びてるけど。ラジオの天気予報を導入部（と締め）に使われると、弱い。天候というとてもあやふやな事象を、無機質な声で、まるでそれが100％生じるかのように読み上げられると、反対に何事かが必ず起こるように予感させる。あと、宿直の先生が、三谷幸喜（和田誠が描いた）に似てる。

• ゼロゴ 《パッセルクロウ》
  • オフセット「黒猫とオオカミの間。02」
    • ビキニアーマー的スーツ着て、恥ずかしがってる黒猫娘が、普段着のセーラー服のほうがやらしいことに気付いてない。

• 小川ひだり 《にゃんにゃんにゃん!》
  • コピー誌「がっかりまんが」

• かめい薄雪 《ウスユキ》
  • オフセット「永遠の遠国」
    • 戦闘機の機関銃って、たぶん、6mmとか5mmとかの小銃の弾丸よりおっきいから、人にあたったら体半分くらい余裕でふっとぶんだと思うんですよ。だから、戦闘機で地上スレスレをとびながら地上の民間人に発砲するのって、オーバーキルというか、命令されて作戦としてそんなことやるというより、搭乗者が気まぐれで誰でもいいから殺したいくらいの気分で発砲してるような気がするのね。登場席にいる誰かが発砲ボタンを押してるはずなのに、無個性で無印な暴力の象徴。

• 裏美道 《ひとりレギオン》
  • オフセット「ふえるわかめ KIDNAP_02」
    • RINあたりで連載にしようよ。抜ける。おでこ。火照る乳首。でも、多分、最終回では二人とも死にそう。

• 小田桐圭介 《オダギリックス》
  • オフセット「夜、遠くへ向かう」
    • よりそう不幸の影。最終の27ぺージで、少年が、さっきまで手を繋いで夜の海岸をいっしょに歩いていた少女を、見送るように手を振っているのが、うわーやっぱり描くんだという。少年と少女から長く伸びる影は、それぞれ正反対の方向に向かって。少女が生きて朝を迎えられたのかどうか。

• ミサトモコ 《AQ+BOSHAFT》
  • オフセット・合同誌「MOERO COLLECTION」
    • ゲストに高遠るい。マンガ日本史の鑑真編は、さすがに中国武術とかは出てきませんでした。
  • オフセット「少年は大志をいだけ」
  • オフセット「福猫 SHINE」

• いのうえともこ 《いののお店》
  • オフセット「花煙」
    • 花粉症が元ネタなのかな。ギャグや小ネタじゃなく、ココロに作用しているんだねという物語性に昇華できる/しようと思う才能は、うらやましいなぁ。

• ネジドングリ 《悪魔商店》
  • イラストペーパーセット「Old Time Replay 01」

• 耳式 《耳式》
  • プリンタ本「伊達さんっガンバって！」
  • プリンタ本「おうがすた」

• MATSUZAKI 《適当刊MATSUZAKI》
  • プリンタ本「きみぴこさんのマ二フェスト」

• あらゐけいいち 《ヒマラヤイルカ》
  • オフセット「Helvetica Standard」

• 夏樹カズト 《グリーンキャンディ》
  • プリンタ本「白鷺中学科学部は今日も地面にキッス★」
    • 久々に新刊が読めてうれしかったです。

• 山田牛午 《魚械類》
  • プリンタ本「6.75 BOOK10LITE」

• 松本 《サンタロー》
  • コピー誌「マスカット」
    • この「マスカット」に限らず、一緒にくらして、体でつながって、でも、なんだか不安で、というモチーフは、他の作品でも何度か見られる。最近、ケータイで読んだ「オムライスボーイ」（30円×3話）では、その男女の関係が、姉弟の関係で描かれていた。

• コナカナコ 《全角カナコ》
  • オフセット「タリサ・クミ #4」

• sabi 《カミ☆ツキ》
  • オフセット「”ダッシュ」
    • ……続かないの？

• もぐこん 《Mogravity装置》
  • プリンタ本「明るい教室」
    • 告白シーン直後で混乱真っ只中のところへ、突然闖入してきた知った仲の三白眼娘に、困り顔+諦め顔のメガネ先生。場の雰囲気に流されやすい先生のようなタイプには、ぷよぷよした胸（と腹回り）がよく似合う。

• 《良識派》
  • コピー・合同誌「淫乱」
    • 1ページマンガを矢継ぎ早に。唾をぺぺぺぺぺっと吐きかけられて、でも恍惚とする感じ。

• ms 《爽快主婦》
  • オフセット・合同誌「SUMMER SCHOOL GIRL'S!」
    • 制服の夏服の女子のイラスト集。伊藤ひろゆき、と、hirary、の娘がかわいかった。

• M.WOLVERINE 《グループダンジョン》
  • プリンタ本「砂漠のウサギ 彼等は来た（後編）」

• 《おしゃれ団》
  • コピー誌「魔女りてぃ〜ナ コダマ RE.第2回ゾンビ逆襲」
  • コピー誌「CR海 おしゃれ団」
  • コピー誌「つきみくん 6.5」

• まき 《ジャンボハンバーグ府》
  • オフセット・合同誌「フルカラーしゅうまい本」
    • 計48人の絵師が、それぞれの「しゅうまい君」を描いたイラスト集。

• たかひ 《ゆるせ》
  • オフセット「ウンター・ガングの英雄」
  • オフセット「少年と幽霊シリーズ：ヒースコート編　ヒースのふるさと」
    • めきめきとファンになっている最中。