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- 「ギャグ漫画家大喜利サバイバル!!」at 阿佐ヶ谷ロフトA
- 7/22に大阪ワッハホールで行われる本戦への出場権をかけて、トーナメント勝ち抜きバトルに8人のギャグマンガ家がチャレンジ。8人のうち、知ってるマンガ家は「ぱっちょんガールズ」の町田とし子せんせーと、リュウで描いてる見ル野栄司せんせーの2人。浴衣姿の第1印象はこけし美人=町田せんせーを応援(あと「ぱっちょんガールズ」の主人公の女装男子にも似てた。髪形とか)。
- ベストバウトは1回戦4試合目の見ル野せんせーvs大ハシ正ヤせんせー。「相撲力士が国会議事堂に集まってきた! なぜ?」のお題で、アパガードのCMで高岡サキを追いかけてた男優そっくり=見ル野せんせーが「ざぶとんを投げに来た」と繰り出せば、青コーナーの大ハシせんせーは「議事堂のてっぺんについてる丸いのを肉まんと勘違いして」。それを受けて司会のおおひなたせんせーが「バカ扱いですね」→ゲスト解説の西原せんせーが「力士なんてみんな(略」。固さの目立ったそれまでの3試合を一歩抜きん出るレベルの接戦に。最終的には、発想の自由さが端々で光った見ル野せんせーが大ハシせんせーを振りきり勝利。大ハシせんせーは、ヘタウマ絵を越えた何か的なイラストに西原せんせーから的確なツッコミ支援があったものの、惜しくも敗退。エンジンのかかった両せんせーが決勝で対戦する形になればさらに盛り上がったかも。
- 2番目に面白かったのは、司会の坂本頼光さんの進行。イラついたのは、いいとも的「えー」を連発する一部客。西原せんせーの連れてきたシークレットゲスト=高巣クリニック院長の人がニコニコ笑顔で宣言した「優勝者にほーけいとしんじゅの手術を格安で!」がスルーされて悲しかった。
- 決勝戦は、ベストバウトから勝ちあがった見ル野せんせーと、1週間モヤシしか食べさせてもらえなかったノア森嶋みたい=ピョコタンせんせーによる対戦。エンジンのかかった見ル野せんせーに倍の点数差をつけられたピョコせんせーが、1回戦、準決勝で勝機を掴む糸口になったちんこ・ちん毛・尿道等々のシモネタ一点突破作戦を決勝戦でも試みるも、序盤であるネタの寒さに「帰れ!」(西原せんせー)のツッコミが入ってから、徐々に迷走。そこで中途から路線転換を試みた結果は……?。
- マンを持して登場のコロコロ作家・曽山一寿せんせーは惜しくも1回戦敗退。初めのリードが、後半の失速で見る見るうちに縮められていく様子が、一方で観客側からはなかなかの醍醐味。
- 準決勝で見ル野せんせーと対戦した堀道広せんせーも惜しかった。お互いがリーチをかけ、どちらかがヒットを繰り出せばサヨナラ決勝進出という舞台で、結果的に勝ち進んだ見ル野せんせーの次に堀せんせーが用意していたネタ(聖徳太子が杓の代わりに持ってきたものは?→高枝切りバサミ)には会場中から笑いが起きていたし、本当に鼻差。
- よそでやってるたいていの大喜利イベントが、1対1のトーナメント形式じゃなく、全員参加の勝ち抜き形式(たとえば10人中8人が勝ち抜け→2回戦は8人中6人勝ち抜け→以下繰り返し)を採用しているのは、(1)参加者にエンジンを暖める時間を与える(2)それによって序盤からレベルの高い答えが出るのでイベントも盛り上がる――といった点で理に適ってるんだろうなぁ。
- ニシムラマコジせんせーと宮下拓也せんせーもお疲れ様でした。
- というか、一度もちゃんと紹介がなかったけれど、審査員3人は誰がやってたの?