6-7年振りくらい。


全日本プロレス 2010 FLASHING TOUR 後楽園ホール大会
http://www.all-japan.co.jp/schedule/tour03.php?taikai_id=65



zennichi 08
満員御礼とは行かず、入りは8割くらい。北側のステージ席と2Fのバルコニーは使われていない。全日は6-7年振りなので、集客のほどを当時のイメージとの比較で測っても、あまりよくないのかな。


zennichi 07
第2試合のタッグマッチで東バックステージまで引き込んだ大和ヒロシをフロントチョークで押さえつける稔。ちなみにこの間、稔の援護もむなしく、リング上では近藤がヘイトから3カウントを奪っていた。レフェリーは、いつもDDTをさばいてる顔の濃いインド風レフェリー=松井氏。DDT専属ではない?から、全日でもやってるのかな。選手が他団体から来るのとは違って、こーいうレフェリングの相互交流も新鮮で面白い。


zennichi 09
お目当ての試合のひとつだったジュニアヘビータイトルマッチは、挑戦者の菊池からカズが丸め込みの連発で3カウントを奪った。「かずー」と声援が飛ぶと、声のしたほうを「ぬぁぁぁぁんだぁぁぁぁ」と威嚇する菊池。……いや、そーいうのを期待はしていたんだけど、そこまでドランカーっぽいアレだったけなあと、また90年代の古い記憶と比較しながら観戦。ちなみに菊池は別に泣いてるわけではなく、入場時からずっとこーいう腰痛気味の顔。


zennichi 10
左下は、試合後に握手するカズ&菊池を、リングサイドから好々爺の顔で見守る渕(挑戦者に菊池を推薦したというのも渕)。右下の最前列のお客さんの笑顔もいい感じ。赤コーナーポストの手前の派手なネクタイの人は、東スポWEB版編集長の柴田氏(タイトルマッチの原稿読み上げで来場していた)。帰り際のエレベーターホールで臓器関係の募金箱を持った笑顔の菊池と握手。ちゃんと口が回ってた。


zennichi 11
武藤は……、年を取っていた。夏にひざの手術もして無理ないのだけど。このKAIとのシングルマッチの直前に60分フルタイムの勝負をこなしてきたかというくらい、疲れて見えた。足もひきずり気味で、試合はグランド中心の組み立て。KAIの繰り出したフランケンシュタイナーや武藤の低空ドロップキックで、不発っぽいシーンもあった。それでも普段見せないSTFナガタロックっぽいワザでKAIをつかまえて「逃がさねえぞ」と叫ぶ武藤を応援せずにはいられない。


zennichi 05
メインエベントのタッグタイトルマッチで、腰に巻いていたモフモフを使って曙を締めあげる旧鈴木健想KENSO。しつこく観客を煽りにかかるが、どうもいまいち盛り上がらず、時節、不満げな顔を見せた(自分もあまり乗り切れず)。ヒールキャラの体で煽ろうとするんだけど、プレーの端々に礼儀正しい人キャラが見え隠れして、なんか煮え切らない印象。そもそも表情が真面目なんだよな。


zennichi 04
曙に向かってフレアーモーションをするデュプリ。そういうキャラだったのか。


zennichi 01
正直、ベストバウトに値する試合はなかった、という感想なのだけど、セミファイナルの諏訪魔組みvsみのる組みは、なかなか盛り上がった。


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ニュートラルコーナーで真田聖也に張り手をかますみのる。


zennichi 02
終始、聖也がつかまる試合展開に。
ラストは、諏訪魔が船木の左ハイキックでレフェリーストップ。ええ? マジで?という結末。
魅せるシングルをもう1-2本、組んでもらえるなら、次も行こうかなと思う。