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  • ハービー・ブレナン/日向禅/フーゴ・ハル「七つの奇怪群島」
  • ゴング格闘技 4月号
    • 2月までの米国総合大会で日本人選手が相次いで敗退した件について、さまざまな方面からコメントを取っており、これを読むと、今の日本の総合の流れと、UFCストライクフォースの流れが、はっきり違ってきていると。たとえば、打・投・極をそれぞれ別個に取り組む日本に対して、3つを一体の技術として身に着ける米国。すると、どれか一つが特別に得意な日本に対して、すべての技術が全体的に底上げされるため相手に応じてフレキシブルに対応できる米国、という図式が出来上がり、その結果、米国総合大会で相手の研究を事前に怠らない海外選手に勝ちにつながっている、らしい。つまり、日本の総合は、一昔もふた昔も前のやり方にとどまってしまっている、らしい。
    • 背景には、ポイント重視のUFCストライクフォースの判定の仕組みも関係しているらしい。ただ、それでもKOやTKOの数は決して少なくないし(KOしたらボーナスが出るかららしいけど)、基本的には、何でもできるファイターにならないと試合に勝てないようになってきた、総合全体のレベルアップがあるんだろう。資金難の日本の総合事情が、そこのレベルアップの遅れに拍車をかけているのは、何とももったいない。