6日目。疲れた時にはあの言葉。「空元気でも元気」。

今日の夜は、何ヶ月かぶりのロフトプラスワン


http://www.ustream.tv/recorded/13355949


地震で食器棚が壊滅した部屋で、現在1人暮らしをしている最中だというゲストの藤本由香里さんが最初に言っていた、「今、一人で煮詰まるとよくないので、それもあってここに来た」という、まさにその理由で、閑古鳥と微量の放射能が飛び交う歌舞伎町を、自分も訪れた。会場に来てた20人ちょっとのお客も、多少なりそういった部分はあったんじゃないのかな(というか、深夜イベント以外で客が20人ちょっとしかいないロフトの会場は初めて目にした)。


福島の原発が今後どうなるのか、そして、7月に施行を待つ都条例でマンガはどうなるのか。
直面の重大問題と直近の将来の重大問題。
どっちも気が重くなる、小学生以来の円形脱毛症になりそうなくらいのテーマだけど、皆で討論すれば「空元気」くらいはもらえるんじゃないかと。それをなんとか「元気」にすればいいじゃないかと。


地下にあるロフトだけに、でかい地震がきたら、あー終わった、になる可能性もあるけど、まあそうなったらそうなったで陰々とした気分で夜をすごすよりは遥かにマシだし、というか、原発起因の緊張で多少の揺れには感覚が麻痺してきてるし(でも案の定、10時台にそこそこの揺れがきたときはちょっと動揺した)。

昼間さんと夜羽さんのプロレスを、浦嶋さんが笑いで落として、ああロフトだと、だんだんと落ち着くことができた(藤本さんに対する昼間さんの突っ込みは、ちょっと飛ばし過ぎてるな、というかガチ?という場面も何度かあったけれど)。

それと、「天罰」発言で外道の本性を改めて示した、4選を火事場泥棒的に狙ってるイシハラ出馬問題。
有力な対抗馬がいない現状、夜羽さんや藤本さんが言うよう、選挙を延期しない限り、投票率がダダ下がりという状況で固定票を持ったイシハラが当選しておかしくない。
これへの怒りで……本当は精神衛生上よくないことだけど……怒りでもって、気力を萎えさせないでいられるなら、今はそれもアリで、なんとか。


妹さん一家の無事は確認できたものの、福島原発から10キロの地点の海岸にあったご実家が流されて、放射能のせいで付近の行方不明者900人が捜索できない状況にあると、原発(行政)に怒りを表していた長岡さんの怒りとは、比べようもないくらいのものではあるけれど。


東海地震の可能性が高まっている中で、浜岡原発の海側に波避けの12メートルの壁をつくるのはつくるでいいから、それより何より、まず停止を、と強く思う(ここにきってやっとそれに気づいた俄かの自分だが、それでも気づかないよりは)。


あと、50は超えてそうな40代半ばの司会役の週刊金曜日伊田浩之さんが、「ひぐらし」マンガ版の進捗状況について、「今、マンガは、原作の最終章にさしかかっていますが……これまで殺しの連鎖がつづいてきた世界を、何とか皆で生き残ろうと……」という感じで、やけに詳しかったのがなんだか面白かった。