21日目。「R水素ネットワーク」ねぇ……。


こんばんわ。今日、いつのまにか「日本の影響力のあるビジネス系ブログ100(http://authority.jp/lifestyle/page/4)」で2万4,506ブログ中72位に選ばれていたという事態を知って、昨年の12月に横浜の空に舞った「黒い粉(http://alcyone.seesaa.net/article/173745572.html)」的な不気味な兆しを感じてしまいます。



東日本大震災:福島第1原発事故 屋内退避に「自主避難を」 住民困惑、どうすれば - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110326ddm003040172000c.html

各市町村によると、対象地域で現在も残っている人(対象地域の人口)は▽南相馬市約1万人(約4万5000人)▽飯舘村64人(160人)▽浪江町約100人(約1500人)▽広野町49人(約5500人)▽葛尾村60人(約1500人)▽川内村84人(約2750人)▽田村市740人(740人)▽いわき市約500人(約1900人)▽楢葉町0人(0人)。
(中略)
毎日新聞 2011年3月26日 東京朝刊

枝野長官、飯舘村への避難勧告には否定的 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110331-OYT1T00556.htm

同村には27日現在で約114人が残っている。

河北新報 東北のニュース/村覆う見えない恐怖 放射能に揺れる福島・飯舘
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110330t63023.htm

村外への避難で、6100人の村民は一時、3000人に減った。その後、避難先から戻る人も目立ち、今は約4000人になっている。
(中略)
2011年03月30日水曜日

東日本大震災:福島第1原発事故 IAEA基準超す放射能 「長期化なら退避も」 - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110331dde001040020000c.html

飯舘村には100人以上がまだ残っている。
(中略)
毎日新聞 2011年3月31日 東京夕刊

時事ドットコム飯館村「避難必要ない」=試算の数値、基準の半分−保安院
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011033101095

同村は福島第1原発の北西約40キロにあり、半径20キロ圏内の避難地域に指定されておらず、現在も180人前後の住民がとどまっているとみられる。
(中略)
(2011/03/31-21:03)

3/26 30キロ圏内の村民の数:64人

3/27 村全体の村民の数:約114人

3/30 村全体の村民の数:約4,000人

3/31 村全体の村民の数:100人以上

3/31 村全体の村民の数:180人前後


3/31現在、日本政府が避難勧告を出していないため、残っている村民の数もはっきりしない。自主的に親類などを頼って避難した人が、また戻ってくるケースなどもあるのだろうけれど、それにしても。



福島原発30〜45キロ3地点、年間許容量超す : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110331-OYT1T00833.htm

福島第一原発事故の影響を継続して調査している文部科学省は31日、福島県内の大気中の放射線量などの測定結果を公表した。
同省は原発から20キロ圏の外側で積算の放射線量も計測している。3月23日正午過ぎから7日間計測できた、原発から約30〜45キロの4地点中、3地点で、7490マイクロ・シーベルト(北西約30キロ、浪江町)、4449マイクロ・シーベルト(北西約30キロ、飯舘村)、3428マイクロ・シーベルト(西北西約30キロ、浪江町)を記録、自然界や医療行為以外で人が浴びてよいとされる年間許容量1000マイクロ・シーベルトを超えた。一般に健康に影響が出るのは最大値の約13倍、100ミリ・シーベルト以上とされる。

「一般に健康に影響が出るのは最大値の約13倍、100ミリ・シーベルト以上とされる。」。ここでは、北西約30キロの浪江町で確認した、7,490マイクロシーベルトのこと。今日で事故から3週間が経ったので、このままの状況が大差なくダラダラと続くなら、あと39週間、来年の年明けくらいに100ミリシーベルトに近づくまでは、避難勧告が出されない可能性がある。北西約30キロの飯舘村は、北西約30キロの浪江町より低い4,449マイクロシーベルトということなので、さらに後にならないと避難勧告が出されない可能性がある。



なぜ飯舘村浪江町で高い値の放射能が検出されるのか考えてみた
http://d.hatena.ne.jp/kmbk12/20110329/1301399928

阿武隈山系の谷が放射性物質の通る回廊になっているのでは

下記は、素人なりの単純な発想での推測ですが、一応この記事の結論めいたものにさせていただきます。繰り返しになりますが科学的根拠はないことをご了承ください。

* (少なくとも現時点で)放射性物質は、険しい山を越えるほど上空まで飛ぶものは一部で、多くは地上からそれほど離れていない高さを移動するのでは。
* 東(太平洋の方向)と南北(平地の方向)に向かった放射性物質は、遮るものが少ないため拡散し、ある程度薄まるようだ。
* 西に向かった放射性物質は、多くが阿武隈山系を越えず、そのぶん山々の切れ目である谷あいに集中して流れ込むと考えらえる。
* 結果、浪江町の西部の谷沿いの地域、およびその谷の先にある飯舘村は、放射性物質の通り道となりその量が多くなりやすいのでは。
* 福島市郡山市放射線量が比較的高めなのは、飯舘村や川俣町からきた放射性物質が盆地に沿って流れていくからか。
* 田村市などでは切れ目のない阿武隈山系に守られているため放射性物質の量は比較的少ない。田村市で、市の中心地(船引)に比べ、より原発に近い常葉地区で放射線量の値が少ないのは、原発から直接受けるものより中通りの盆地等から流れてくる放射性物質のほうが多いからか。

山の谷沿いに沿って流れていくことで、谷沿いや谷の先にある村で、高い放射線量が観測されやすい可能性があるのかもしれない、と。
放射線量予報は、平面図じゃなく、3Dの地形図でやってもらったほうが、より正確性が増すかもしれない。



都内で避難者用の仮設住宅を建てるとしたら、新宿御苑がいいんじゃないか。広さと交通の便は申しぶんない。