34日目。「花粉ですね」で1回休み。

あまかった。もーそろそろいいだろうと、週末の旅でトレーネ鼻炎薬の在庫を切らした後、あえて追加発注をせずにマスクと細めな洗浄でしのいできたけれど、花見月がダラダラとさっぱりとまらないので、慌てて神保町のセイジョーでもう1箱を買い求めるはめに。それに、いますぐ欲しいこういうときに限って、ポイントカードつくった10%還元セールとかやっているものだから、レジの列がすすみやーしない。次に鼻炎薬が切れる2週間後までには、飛散がおさまってほしいところ……。



日本気象学会会員各位 日本気象学会理事長 新野宏 3月18日付けの理事長メッセージについて
http://wwwsoc.nii.ac.jp/msj/others/News/MSJPresidentMessage110412.pdf

先の理事長メッセージを発信した3月18日においては、福島第一原発の事故は極めて危機的な事態に陥る危険性も否定できない状況でした。そのような状況において、もしも個人の研究者が、放射性物質の拡散を対象として開発されたわけではない通常の大気数値モデルで行った不確かな情報を公開したとすれば、万が一の緊急時に大きな社会的混乱を引き起こすことが懸念されました。多数の人命と財産が脅かされる危機的状況における防災情報については、防災・医療・交通運輸・通信などを総合的に判断し統括する組織が責任を持って一元化して発信し、それに基づいて行動することが防災の基本であることを認識していただきたいというのが先のメッセージの真意です。ただし、このような情報一元化の原則は,危機的状況における防災に関わる情報の公表に関してのみ適用すべきで、そのような状況においても「学問研究の自由」は制限されるべきものではありませんし、放射性物質の放出が長期化している現状ではこの原則を適用すべき状況にはないと思われます.以上が、3月18日の理事長メッセージに対する補足です。

「3月18日においては、福島第一原発の事故は極めて危機的な事態に陥る危険性も否定できない状況」だったけれど、「放射性物質の放出が長期化している現状ではこの原則を適用すべき状況にはない」って、なんだこりゃ?
つまり、3/18時点で想定された「極めて危機的な事態に陥る危険性」が今後ありえることを、このメッセージを発表した4/12時点においてまだ否定してないし、その危険性がまだ続いているってことを認めてるよね? えーと、それじゃあ事態はまったく安定化される方向に動いていないのに、3/18に出したメッセージ(http://wwwsoc.nii.ac.jp/msj/others/News/message_110318.pdf)は変更します、ってこと? まったく言い訳になっていない。
こーいったふうに、科学に携わる専門家が、こちとらのリテラシーが足りないから云々とか、責任回避の心根でしかない態度をもって煙に巻こうとするのは、腹を立てられても仕方ないでしょう。こうやって専門家が意図的に口をつぐむのも、にわか素人が他人をリテラシーのないやつと決めつけて冷笑的に皮肉るのも、やってることは対して変わりない。そんなことをやってる暇があったら、現時点の情報をもとに出来るだけの予測をわかりやすい言葉で届けるのが先。科学に携わる専門家が、一般の人間に伝える言葉を持っていないというのは、ほんとーに怠慢だと思う。