39日目。空冷って、つまり巨大扇風機ですか。もしくはCB1100。


ほんと、台風が来たら、どうなっちゃうんだろうなぁ。



asahi.com朝日新聞社):高線量、大幅に作業制約 1号機建屋、1時間で被曝上限 - 東日本大震災
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104180079.html

東京電力によると、最初の扉を開けて入った1畳ほどの小部屋の線量は、1号機で最大で毎時270ミリシーベルトだった。2号機は12ミリシーベルト、3号機は10ミリシーベルト。作業員は扉の陰に隠れながら計測したという。
また、東電は17日、米国製の遠隔操作ロボットを原子炉建屋に入れて放射線や温度を測った。1号機では今回の計測よりも北側にある別の二重扉から入り、暫定値ながら最大毎時49ミリシーベルトだった。3号機は同57ミリシーベルトだった。いずれも通常では放射線はまず検出されない場所だが、約5時間で緊急時の被曝線量の上限を上回る高い値を示した。

1号機の放射線量が、2号、3号に比べて異常に高い。いや、もともとが異常なのだけど。
1号機の放射線量(http://atmc.jp/plant/rad/?n=1)が10日前から天井知らずになっていて、東電曰く「計器の故障の可能性も」と言われていたのだけれど、この調子だと計器はちゃんと正常で単純に測定限界値を振り切っている可能性もありうる。



高周波の騒音被害を出す風車型の風力発電は、これはものの見方を変えるなら、生物がほとんど生息しない地域――砂漠など――であれば騒音被害をかなりの程度無視できるということでもある。
それでは、日本で、生物の生息に適しない地域はどこか。
今後数十年間における福島第一原発付近の土地である。それと原発近辺の海岸とその沖合いである。
しりあがり寿のビーム5月号掲載作品は、そういう意味で、先見の明がある描写なのかもしれない。
地震津波で風車が壊れたり送電線がぶちきれたりする可能性は残るが、それくらいなら遠隔操縦ロボットで何とかなるだろう。



今回の震災による死亡者の95%は、津波による溺死。溺死は個人的にかなり嫌なほうの死に方だ。



放射能等対処専門部隊「CBIRF」 福島へは行っていない
http://www.news-postseven.com/archives/20110418_17827.html

ところが違うのである。初動対応部隊を率いるクルスマン大尉は、「日本政府から要請があれば直ちに出動する」といった後に、「我々が行なうのは人命救助だ」と釘を刺した。
クルスマン大尉の説明通り、同部隊の任務は原発の事故処理ではなく、放射能の除染や治療。したがって、福島第一原発の20km圏内から住民が退避する際、自衛隊が行なった作業と変わらないのである。そもそも、米国防総省は最初から米軍に原発半径50海里(約93km)区域への立ち入りを禁じているため、CBIRFは「福島には行かない」のだ。
防衛省幹部が複雑な表情で語る。
「CBIRFの派遣は米政府からの強い要請で、日本が受け入れた形。活動する予定もないのに訓練風景を公開したのも解せない。福島で防護服を着て事故処理に協力している陸自部隊が頼りないような印象さえ持たれてしまった」

ちょ、アメ公、まじなめてんな……。
12日前の来日時点の、「防衛省幹部は「日本での原発事故という緊急事態にこの部隊が来ること自体、日米が緊密に協力していることの象徴。政治的な意味が強い」と指摘する。」(http://mainichi.jp/select/science/news/20110407k0000m040107000c.html)という観測通りの体たらくなのか。



先週の北陸旅行で立ち寄ったインド料理屋で、ロティを焼いてくれた料理人の人の手業。光量調節に失敗して、おもいきり逆光になってしまった。

こうやって見返すと、実は、まわしている途中で皮に小さな穴が開いてたり。それでも、焼きあがったものはぺらーっとしてちゃんと塞がってたので、そのへんも含めての手業だよなぁ。カレーつけなくてもそのまま食べて十分においしかった。良い小麦はおいしい。