43日目。原発がない濠で深刻な放射能汚染。


来日中のオーストラリアのギラード首相は22日、東京都内の日本記者クラブで記者会見し、オーストラリアの今後のエネルギー政策について「現在と同様、今後も原子力発電は選択肢にない」と述べ、再生可能エネルギーへの取り組みを続ける姿勢を強調した。

http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CO2011042201000514.html

日本は、オーストラリアの最大貿易パートナーのポストを失ったものの、第2の輸出先と貿易パートナーで、日本への輸出額は輸出総額の5分の1を占めています。石炭、鉄鉱石、核燃料のウランの輸出では、日本市場は重要な存在であるだけに、大震災後の日本経済の行方は、オーストラリア企業界で広く注目されています。

http://japanese.cri.cn/881/2011/04/22/142s173883.htm

3月20日、スカイ・ニューズのインタビューを受けたギラード首相は、「日本の原発事故は、ウラン輸出に関する私の考えには影響しない。我が国はウランを輸出しているし、今後も輸出を続ける。世界各国がエネルギー源をどうするかはそれぞれの国の決めることだ」と語った。

http://www.25today.com/news/2011/03/post_5369.php

世界のウランの10%を供給する世界最大級のウラン生産企業であるエナジー・リソーシズ・オブ・オーストラリア(Energy Resources of Australia)社のウラン生産拠点、ノーザンテリトリー(北部準州)のレンジャー鉱山が”シャットダウン”に追い込まれている。地域を襲った記録的大雨で鉱滓堆積ダムの放射能汚染水が、これを取り巻くアボリジニー居住地や世界遺産に登録されているカカドゥ国立公園の湿地に溢れ出す恐れが出てきたからだ。
(中略)
しかし、消息筋によると、処理施設は、既存の水管理問題を解決する能力も持たない。この30年、毎日10万リットルの汚染水がカカドゥ地下の割れ目に漏れ出してきた。昨年完了した18ヵ月の調査は、水がどこへ行ったかも、将来、環境を損傷するかどうかも確定できなかったということだ。
ハイグレードの鉱石の採掘の再開は、数ヵ月、おそらく何年か先になるという。

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/nuclear/news/11042001.htm

日本に輸出してくれるのは、エネルギー原料は石炭とLNGだけでいいよ。
というか、菅とは、今後のウラン輸出の見通しについても絶対、話したはずなのに、そこはニュースになってないのな。
どこか独立系のメディアがすっぱぬかないもんかね。